コロナ長期ブランクで気づいたこと

ベースアンプ



コロナが登場する前に自前ベースアンプを買った。

複数のバンドを掛け持っているので、それぞれが使うスタジオのアンプが違うだけでなく真逆のキャラだったので毎回セッティングが大変で、特にJ-POPのバンドで入るスタジオのMARKBASSがどうやってもしっくり来なかった。

そこで癖が無く、小さくて軽いTC ELECTRONICのベースアンプ・ヘッドを買ったんだけど、持っていくのが面倒でいつの間にか使わなくなっていた・・・ベーアンの場合はスタジオのキャビに繋ぐのもホーンだったりスピコンだったりヤヤコシイのも嫌になる原因だった。

最近バンドはコロナでブランク中だけど、エフェクターボードのペダルを入れ替えたり、ベースの弦を張り替えたりでベースを弾くようになってきて・・・そういえばあのベースアンプ君はどうした？となった。

2年以上続いているコロナブランクの間に一度も見てないが、一体何処にあるのか？とギグバッグのポケットとか色々探し、やっとの事でビジネス鞄の中に入っているのを発見した。

小さいから何処にでも入ってしまうね。





久しぶりに電源を入れてヘッドフォンで鳴らしてみたけど、相変わらずクリーンでニュートラル・・・個性がないのかもしれないが、俺は前段のプリで作るから変に癖があっては困る。

ヘッドとボードを持ち運ぶのは面倒だけど、それでもまた自前アンプを使いたくなった。

コロナ前は極力リハーサルの行き帰りも「楽」をしようと、軽いベース使ったり、小さなZOOMのマルチストンプ１個だけでやったりしていたけど、長いコロナブランクのおかげで俺がベースを弾いたりする時間も残り少ない事を確認する時間が持てた。

残り少ない貴重な時間なのに手を抜くのは違うんじゃないか？と思った・・・コロナブランクが無ければ若い頃から延々と続く日常のままでやっていたと思う。

そろそろ面倒という足枷リミッターを外すのだ。