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DTM 作曲・編曲編 Vol.2 [DTM研究会]

メロディー乗せとコード盛り[るんるん]



DTM作曲講座の2回目です(前回はこちら)。


さて、前回のお題の「カノンコードにメロディーを乗せる」課題はどうだったですか?

因みにコレに乗せます。

俺は何も浮かばずです…良いメロをつけて良いところを見せたかったんだけど、サッパリ閃かないです。

例えば「カノンコード」をサビにして、その前後を組み立てて、そっちを盛り上げるのもアリだと思うが、それでは講座の趣旨から外れるので、今回は「お題」だけを使ってやってみる。

話が横道に逸れるが、作曲には大きく分けて「メロディーから作る方法」と「コード進行やリフから作る方法」がある。

今回の講座は「コード進行から作る」方法だけど、コードにメロを乗せた時点でバックのコードを消すと「メロディーから作る方法」での「メロを思いついた時点」になる。

なので、例えば乗せたメロが気に入れば、今回のお題からは逸れるが「メロに別のコードを肉付けして曲に発展さえていく」のもアリです。

で、とにかくメロを乗せないことには先に進まないので乗せてみた。


メロディー付きピアノ


さて、課題のコード進行にメロを乗せた時点で作曲という意味では殆ど完了で、ここから先は循環コードを繰り返しながら盛り上げる事へのアレンジという作業になる。

お題の「カノンコードの上に適当なメロを乗せる」事と「曲をドラマチックに盛り上げる」という事は別の話だが「盛り上げる構想」であれば、この「最初のメロ」が重要になる。

このメロを何度も繰り返すことで聴き手に印象づけないと、盛り上げる効果が出ない。

とにかく盛り上げを想定して、全体の雰囲気を「乗せたメロに対して力強く」させる方向で「肉付け」していく事にした。

この時点で俺が気をつけている事は、張り切って複雑に音を「盛りすぎないこと」で…例えば楽器がピアノで「盛ろうと」すると4声とか5声の複雑なコードを付けてみたくなるんだけど、余り付けすぎると、それに乗せるメロディーの自由度が少なくなって盛り上げが難しくなるというか、近代クラシックみたいなムツカシイ面妖な色合いになってしまう。

メロディーに自由度を持たせたいのであれば、コードはシンプルな方が良いと思う。

という事で、今回は経過音の部分などを雄々しい方向で少し「盛って」みた。


メロディー付きピアノ2


これで軽いバックが、少しは重心が下がったと思う。

引き続き盛り上げる方向で進みます。

次回のDTM講座はアレンジ編なのだ。