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DTM 作曲編 Vol.1 [DTM研究会]

お題「カノンコード」[るんるん]


最近はコロナ禍で音楽活動をDTMに振り向けているんだけど、パソコンが調子悪かったり、作ったファイルの置き場所にも時間が掛かったりで上手く進まなかった。

とりあえず諸々の問題を解決できたので、いよいよDTM研究会の開始という事で、最初は俺なんかの楽曲の作り方を「お題」を使って解説してみる。

今回のお題は「カノンコード」という循環コードというコード進行で、これをこの記事を読んでくれている皆さんと一緒に進めていこうと思う。

まず、俺は編曲は苦手。

例えば自分で作った曲を再アレンジするのも苦手で、それに費やす労力と時間があれば同じテーマで新たに曲を作った方が楽だし時間も掛からないと考えている。

今回のテーマである「カノンコーのお題」は「カノンコードで作った誰かの曲」のアレンジでは無いが凄く似ている…カノンコードを逸脱出来ないという「縛り」が厳しい。

まず、カノンコードとは何か?を説明するために、誰もが一度は耳にしたと思う「カノンロック」を紹介する…正確なコピーは面倒なので、ナンチャッテで乗せてみた。

カノンロック

今回のお題は「決められたコード進行にメロを乗せる」という事なので、メロを消してどんなメロを乗せようか?考える為にメロを消してみる。

カノンロック2

さて、皆さんはどんなメロディーが浮かびましたか?

俺は、ブッチャケ何も思い浮かばなかった。

メロをギターソロとして考えても、思い浮かぶのはカノンロックみたいな「ロックちゃんかちゃん」的な、平坦で軽いモノになってしまう。

軽快なリズムもくせ者で、メロの軽さに拍車をかけている…悪循環だ。

DTMの作曲・編曲の解説では、軽くても、ちゃんちゃかちゃんでも何でも良いんだろうけど「俺の講座」となると…そういうわけにはいかないと思ってしまう。

この真っ平らなコード進行を、何とか抑揚を付けてドラマティックに盛り上げてみたい。

だから、この講座は単なるお題をクリアするのが目的ではなく「劇的なアレンジ作成法」でもあると考えている。

とりあえずカノンコードから平坦で軽い部分を減らす為に、くせ者である「軽いテンポ」を外す事にした。

テンポを大幅に下げ、最初をEからCに転調して、楽器をピアノに変更してみた。

ピアノ


これでも何も思い浮かばないが、テンポを落としたことでちゃんちゃかちゃんになる事だけは回避出来そう。

という事で、次回Vol.2までに皆さんもこのピアノにメロディーを乗せてみてください。

カノンコードは最初は嘗めていたけど、抑揚を付けるのは難しいのだ。