秋旅 信州 Vol.07 [寺社・城・仏像・ミュージアム]
長野市立博物館 特別展~神と仏が宿る里・北信濃の山寺
善光寺参りを終えた俺とKは、長野駅近くの温泉付きホテルにチェックイン。
温泉に浸かった後、Kと長野の街に出てある居酒屋に入った。
温泉上がりなので冷えた生ビールが最高に美味かった!
店は地元のサラリーマンで混んでいた。
旅先で、見知らぬ居酒屋にブラッと入って親友と呑む…最高の贅沢だと思う。
ホテルに戻るが、温泉独特の身体の芯から温まった熱が覚めない。
暑くて何度も起きて設定を変更した…想像以上に温泉が効いた。
朝起きると、外は曇っていて、天気予報は雨だった。
ホテルのバイキング形式の朝食を食べに行くと出張サラリーマン、旅行中の老夫婦等々…色んな人が居た。
部屋に戻り、雨の降る外の景色を眺めながら、俺は昨日閉館していた長野市博物館に行こうと提案し、大まかな進行ルートを再設定した。
博物館の開館まで待っているのも無駄な気がして、Kが近くに城跡をスマホで見つけたので行ってみることにした。
しかしカーナビに「大峰城跡」を目的地に設定できない。
とりあえず行ってみることにした…すると、七曲りという険しい上り坂に出くわした。
昔バンドの機材車で戸隠に蕎麦を食べに行く時に、この坂道を走った記憶が蘇った。
恐らく雪の凍結対策だと思うが、屋根のある道路で坂の勾配やカーブのRもかなり厳しい。
俺は山道を車で走るのが好きなので楽しかったが、城跡付近には近づけるが道路は行き止まりだった。
山の上なので雨が厳しいので、とりあえず引き返すことにした。
車を川中島古戦場八幡社の駐車場に入れると丁度博物館の開館の時間となった。
プラネタリウムのある立派な長野市立博物館に入る。
恐らく観光では全部見て回れない北信州の仏像が並んでいた。
去年の暮れに伊豆の下田市にある上原美術館で見た仏像と似ていて、土地の人々によって長年大事に守られてきた仏像は、凄く味わい深かった。
特別展は図録が無いのが残念だったけど、そのまま常設展示に行くと…長野の縄文遺跡の展示が凄かった。
長野には2万年前の旧石器時代から人が暮らしていて、ヘラジカなども生息していた。
約12000年前には竪穴住居で定住的なムラを営み、豊かな縄文文化が形成されていた。
俺は縄文は文化という小さな規模では無く、ごく一部でしか採れない黒曜石が多方面に散らばっている事からも判るように、広範囲に流通網を持った文明だと思っている。
展示されている縄文土器が良かった…中でも凄く不気味な「挙手人面土器」が気に入った…これに似たのをトーハクの特別展「縄文―1万年の美の鼓動」で見たのを思い出した。
珍しい曲玉もあった…曲玉って三種の神器でもあるが、一体何なんだろうか?
縄文土器は、岡本太郎先生が絶賛するまでは、弥生土器に劣る原始人の作った粗悪なモノという扱いだったが、そんな事は一目実物を目にすれば弥生より縄文の方が優れているのは判るはずなのに、誰が何の目的で弥生なんかより世界一古い文明である素晴らしい縄文を蔑むような事にしたのだろうか?
長野は旧石器時代が330、縄文時代が7970も発見されている…縄文好きにはお奨め。
長野市立博物館は最高なのだ。
善光寺参りを終えた俺とKは、長野駅近くの温泉付きホテルにチェックイン。
温泉に浸かった後、Kと長野の街に出てある居酒屋に入った。
温泉上がりなので冷えた生ビールが最高に美味かった!
店は地元のサラリーマンで混んでいた。
旅先で、見知らぬ居酒屋にブラッと入って親友と呑む…最高の贅沢だと思う。
ホテルに戻るが、温泉独特の身体の芯から温まった熱が覚めない。
暑くて何度も起きて設定を変更した…想像以上に温泉が効いた。
朝起きると、外は曇っていて、天気予報は雨だった。
ホテルのバイキング形式の朝食を食べに行くと出張サラリーマン、旅行中の老夫婦等々…色んな人が居た。
部屋に戻り、雨の降る外の景色を眺めながら、俺は昨日閉館していた長野市博物館に行こうと提案し、大まかな進行ルートを再設定した。
博物館の開館まで待っているのも無駄な気がして、Kが近くに城跡をスマホで見つけたので行ってみることにした。
しかしカーナビに「大峰城跡」を目的地に設定できない。
とりあえず行ってみることにした…すると、七曲りという険しい上り坂に出くわした。
昔バンドの機材車で戸隠に蕎麦を食べに行く時に、この坂道を走った記憶が蘇った。
恐らく雪の凍結対策だと思うが、屋根のある道路で坂の勾配やカーブのRもかなり厳しい。
俺は山道を車で走るのが好きなので楽しかったが、城跡付近には近づけるが道路は行き止まりだった。
山の上なので雨が厳しいので、とりあえず引き返すことにした。
車を川中島古戦場八幡社の駐車場に入れると丁度博物館の開館の時間となった。
プラネタリウムのある立派な長野市立博物館に入る。
恐らく観光では全部見て回れない北信州の仏像が並んでいた。
去年の暮れに伊豆の下田市にある上原美術館で見た仏像と似ていて、土地の人々によって長年大事に守られてきた仏像は、凄く味わい深かった。
特別展は図録が無いのが残念だったけど、そのまま常設展示に行くと…長野の縄文遺跡の展示が凄かった。
長野には2万年前の旧石器時代から人が暮らしていて、ヘラジカなども生息していた。
約12000年前には竪穴住居で定住的なムラを営み、豊かな縄文文化が形成されていた。
俺は縄文は文化という小さな規模では無く、ごく一部でしか採れない黒曜石が多方面に散らばっている事からも判るように、広範囲に流通網を持った文明だと思っている。
展示されている縄文土器が良かった…中でも凄く不気味な「挙手人面土器」が気に入った…これに似たのをトーハクの特別展「縄文―1万年の美の鼓動」で見たのを思い出した。
珍しい曲玉もあった…曲玉って三種の神器でもあるが、一体何なんだろうか?
縄文土器は、岡本太郎先生が絶賛するまでは、弥生土器に劣る原始人の作った粗悪なモノという扱いだったが、そんな事は一目実物を目にすれば弥生より縄文の方が優れているのは判るはずなのに、誰が何の目的で弥生なんかより世界一古い文明である素晴らしい縄文を蔑むような事にしたのだろうか?
長野は旧石器時代が330、縄文時代が7970も発見されている…縄文好きにはお奨め。
長野市立博物館は最高なのだ。
2019-10-10 23:33