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秋旅 信州 Vol.08 [寺社・城・仏像・ミュージアム]

象山 恵明禅寺[車(RV)]


車は、大本教の出口王仁三郎が神秘体験をしたとされる、太古に作られた世界最大のピラミッドである皆神山の近くに向かった。

松代地区に入り松代代官町駐車場に車を止めて歩いていると、六問銭の寺紋のお寺があったので足を止めた。

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恵明禅寺は江戸時代に真田幸道によって建てられた禅寺なので、寺紋は六問銭…紫に金色の六問銭がかっこ良い。

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真田幸道の正室であるあんず姫の墳墓がある。

お寺の中に足を踏み入れたが…静まりかえっていて誰もいない。

仏像が盗まれないか?と心配するが、日本の大半はこの手の絶対的性善説で成り立っている。

脇が甘いというか、のんびりしている…盗んだものが勝つ中・韓に敵うはずがないが、俺はそういう日本がどうしようもなく好き。

須弥壇には釈迦如来があったが、普通は半眼で見下ろす感じだけど、目を見開いていたのが珍しかった。

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堂内にあった法隆寺風の観音像は良い感じ。

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外に立っていた地蔵菩薩も良い顔をしていた…光背まで石で出来ているのも珍しいと思った。

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結局誰とも遭遇せずに「いつまでも外国人観光客に見つかりませんように」と祈りながら、静まりかえったお寺を後にした。

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何だろう?と思えば、ブラっと入ってみる…こういうのもパッケージツアーでは味わえない旅の醍醐味だと思った。

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長野市松代の恵明禅寺は、のどかな所だったのだ。