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2024年MotoGP第3戦アメリカズGP [モータースポーツ]

ビニャーレスPP




予選はアメリカズGPを得意とする兄マルケス、驚異のルーキーアコスタ、滅茶苦茶乗れているビニャーレスが目立った。

結果、ビニャーレスがポールをゲット、スプリントレースも征した。

大注目のアコスタは予選2位、スプリントが4位、予選3位の兄はスプリントで2位に入った。

開幕まで羨望のまなざしで仰ぎ見られていたドゥカティワークスの影が一気に薄くなった。


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決勝は、アコスタが飛び出してホールショットを奪い、ポールのビニャーレスは失敗で11位に沈んだ。

アコスタはマルティン、バニャイア、兄というドゥカティ勢を引き連れてトップを快走。

しかし10周目にマルケスが転倒リタイアした時には、ビニャーレスが2位まで順位を上げていて、その後アコスタを抜いてトップにでてそのままゴール。

2位にアコスタ、3位マルティン、4位バニャイアとアプリリアとKTMにドゥカティが押さえつけられた。

このGPで驚いたのはクアルタラロがYAMAHAと早々と契約を更新した事で、最近のクアルタラロはボヤきまくっていたので意外だった。

俺は高額のチャンピオンライダーへの契約金を開発に回すべきだと思うが、クアルタラロによれば、これからのYAMAHAの開発ビジョンの凄さが契約の動機と説明していた。

YAMAHAの動きといえば、リン・ジャービスマネージングディレクターが今期で同職を離れるらしく、後任はパオロ・パベッシオの名が上がっている。

ジャービスさんには、なんとしてもサテライトチームを取り戻して欲しい。

予選16位スタートのクアルタラロはスタートに失敗して集団に飲み込まれて大きくはらんでしまい順位を落とすが、その後粘りの走行で12位でチェッカーを受けた。

HONDAは16位のマリーニが唯一完走、他は全員リタイアに終わった。

さて、次戦はヨーロッパに戻ってへレスでスペインGP。

アコスタ、ビニャーレス、マルティン、兄の母国GP。

アコスタの走りに注目なのだ。