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機材持ち込み作戦 [ギターの話題]

予想以上に大変だった





B・O・Sのリハに、VooDu Valveを持ち込む作戦を敢行した。

以前はキャリーカートに1UラックとMIDIコントローラーを縛り付けてコロコロ引っ張っていたが、交通機関への持ち込み・・・特に路線バスへの持ち込みが大変なのでネットで学んだ「前リュック作戦」を実行してみた。

最軽量のSGを背中に、MIDIコントローラーやVooDu Valveのアダプターなどを入れたリュックを前に担いで、1Uラックに入れたVooDu Valveを持って出かけた。

リュックの中で重いのはBOSSのFC-50とVooDu Valveの電源アダプターで、この2つだけでかなり厳しくなる。

結論は、キャリーカートを引っ張るよりは快適だったが・・・それでも駅に着いてギターとリュックを降ろすと縮んでいた身長が戻るというか、急激に体重が軽くなった感じで、一瞬無重力みたいな錯覚が起きた。

清瀬駅で写真を撮りながら「どうすんだよコレ!」って、弱気になった。


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桜が満開の天気の良い日曜日で、バスは花見の人で激混みだし、暑く無いけど寒くも無い気温の中を駅からスタジオまで歩くだけで汗が吹き出た・・・この移動方法は夏は地獄だろうなと思った。

・・・スタジオにたどり着いたときには疲弊しきってた。

そして、今回からスタジオをワンサイズ狭い部屋に変えてみたところ・・・ギターの音が近くなってリアルに聞こえたんだけど、苦労に見合うだけの何かが得られているのか?に疑問を感じた。

確かにBOSS FC-50 MIDIコントローラーの弱点を逆手にとったアンラッチスイッチ作戦とかはかなり便利だったけど、始めて使う部屋の違和感とか、スタジオの機材がへたっているというのも原因だと思うが、全体的にシックリ来なかった。

演奏しながら色々考えたが、移動の疲弊を考えれば軽くて小さいBOSSのME-25でいいんじゃね?って思った・・・要するにME-25を使い慣れていないだけで、練習すれば余り変わらないんじゃないか?と思えてきた。

しかし、リハ終了直後は「でもライブではVooDu Valveで行きたいっ!」って思ったが、リハで大変なのがライブで楽になるはずがない。

最近の小さなマルチを買えば1Uラックを減らせるとは思うが、果たして最新のマルチとME-25との差がどれだけか?となると、かなり微妙だと思う・・・世界中のアンプやエフェクターのモデリングが詰まっていても、それらを全部使う事は不可能。

これは一旦落ち着いてME-25を使いこなしてみるのも悪くないかなと思った・・・ギグバッグのポケットに入る大きさで、踏み込めばワウペダルになるエクスプレッションペダルにチューナーまで付いているのはデカい。

いずれにせよ、スタジオに着いたときに疲弊しきっているのは問題なのだ。