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ギターは弾くもの [ギターの話題]

ビンテージギターって何?




前にも似た感じの事を書いたけど、最近旧Twitterでビンテージ・ギターの話題が盛り上がっているらしい。

「素晴らしい派」と「ガラクタ派」が論争しているらしく、YouTubeでも自分をギタリストと名乗る兄さんが如何にビンテージギターが素晴らしいかを熱く語っていた・・・中古で売ると高い値段で売れたのが自慢らしい。

そんな素晴らしいギターをよく手放す気になったなと、つまりビンテージギターって楽器を投資の対象と思っている人達の価値観かなと思った。

先日ここに書いた某スタジオミュージシャン先生は、「新品のようなビンテージギターは、弾いてもらえず飾られているだけなので可哀想になる」とおっしゃっておらえれたが、俺も同意見かな・・・俺はそういう可哀想なギターを「床の間ギター」と馬鹿にしている。

ビンテージとか以前にギターは弾くモノであって古い新しいは関係ない。

もっといえば、ビンテージ・ギターより新品の高級ギターの方が弾きやすい・・・スマホやパソコン、自動車や家電製品なども同じだけど新しいモノは古いモノの欠点を改良して作られている。

50年前のギターも作るときにビンテージとして高額で取引される事を目的として作られたわけで無く、ただの新品のギターだっただけの話で50年間電子パーツを交換していないエレキギターなんてサウンドとか以前に整備不良だと思う。

その点、王様はビンテージ・ストラトを最高の音で弾きまくっているので2倍凄い。

楽器は弾いてナンボで、気に入らない箇所は改造して弾きやすくすれば良い。

ギターは弾き手がメンテナンスしてベストな状態に保つのが当たり前で、古い・新しいでは無いのだ。