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築地で健康診断 [日記]

老いと付き合う




今日は職場の健康診断を受けに築地に出かけた。

職場からは勝ち鬨橋を渡るだけなので、徒歩で10分くらい。

最近ベイエリアはお台場とか新木場や夢の島などには時々出かけていたけど、勝ち鬨橋は久しぶりに渡った・・・隅田川も勝ち鬨まで来ると海なので、冷たい強風が吹いていて寒かった。

大きな市場があった築地だけど豊洲に移転して現在は更地になっていて、そこに新球場を作ってジャイアンツが移動してくる計画があるらしい・・・そうなると、今度は球場を中心に野球の街として栄えるだろう。

検診クリニックへ早めに行ったので順番が3番目だった。

体重は前回測定より1㎏減っていて、身長も1㎝縮んでいた・・・老化すると身長も縮むみたいで遂に174㎝台になってしまった。

視力はスマホが原因だと思うが衰える一方で、両目とも裸眼で0.5とかだったが、見えていなくてもダメモトで「右かな?」と張り切る人もいるが、車の免許証の更新では無いので頑張らなかった・・・もう頑張るのは嫌なので、次の免許更新時は眼鏡で行こうと思う。

重要なデータは血液検査の結果待ちなので何とも言えないが、普通だと嬉しいな。

帰りは勝ちどきに戻らず、有楽町線の新富町駅に向かった。

途中にある築地本願寺に寄ってみた・・・今回は鉄筋コンクリート造の本堂の中に入ってみたが、大きなホールみたいで読経が反響していた。



本尊は聖徳太子手彫と伝承される阿弥陀如来立像だけど、かなり手前で立ち入り禁止になっていて遠すぎて何も見えず・・・お守りなどのグッズは販売していない。

お賽銭を入れて拝む所が外国人旅行者の長蛇の列で、亡くなった両親の病気が心配だった頃はお寺や神社に行くと必ず親の「病気平癒」を拝んでいたけど、両親と妹も亡くなり自分だけになると拝むことも特にないので並ばずに駅に向かった。

少し話が長くなるが・・・

検診の時は嫌でも自分の身体の現状に向き合うわけだけど、年老いてくると・・・年々衰える自分とどう付き合うのか?が重要かなと考える。

恐らく自覚している以上に身体の方はガタが来ていると思うが、衰えた身体の中に居る自分は若い頃から継続している自分なわけで、劣化に気づいていない・・・で、何かの拍子に「気づく」場面に出くわして愕然とする。

街を歩いてショーウインドーに写った自分の姿を見て「え?まさか、これが俺なんか?うわぁ~~~爺やんけ!」と気づいて驚く。

最近の俺で気づきといえばギター・リハビリかな・・・「え?こんなに弾けないのか?」と衰えに気づいたけど、もう取り返しがつかない境界線をとっくに越えていた。

そこから先は、衰えを認め、衰えに慣れて、衰えと付き合っていくしか無いんだと思う。

俺はギターに関してはサッサと現実を受け入れ、衰える前に歩いていた道とは別の道を歩いている・・・時間は戻せないので、こうなってしまったからにはハイゲイン爆音爺さんを目指そうと思う。

仕事をリタイアしたら尊敬するみうらじゅんさんの様に髪の毛と髭を伸ばして、チョイ悪なワイルド爺になろうと思っているのだ。