SSブログ

オカルト対談 [日々のあれこれ]

UFO対談




あるオカルト系ユーユーバーが、羽咋市の元公務員の僧侶さんと対談した動画が凄かった。

僧侶氏の経歴は凄まじくて、若い頃は放送作家としてUFOディレクターの矢追さん達とアメリカを中心に地球を飛び回っていて、公務員としては過疎化が進む農村の米をバチカンに送ったり、羽咋市に宇宙博物館「コスモアイル羽咋」を作ったりで、バイタリティーの日本人離れした持ち主。

一方のオカルト科学者は地方の大学の講師らしいが、何度もUFOに乗って生まれ故郷の星に行っているらしく、記憶を消されて地球に帰されるので何も覚えていないと真顔で言う人で、この両者の対談を興味深く拝見した。

話の中盤辺りで、オカルト氏が元東京大学医学部救急医学分野教授で現東大名誉教授と知り合って色々面倒を見て貰った事があり、その理由を聞くとUFOに乗って行く生まれ故郷の星ではオカルト氏が東大の先生の上司だったらしく、地球でも色々助けて貰っているとの事。

生真面目な僧侶氏は、最初は真面目にオカルト氏のUFOに乗った自慢話に相づちを打っていたが、話がぶっ飛びだしてからは顔つきが険しくなった。

オカルト氏の星は我々の天の川銀河と違う場所にあってUFOが光りの速さで飛べたとしても気の遠くなる時間が掛かる・・・話はUFOがどうやって距離を離れた距離を行き来できるのか?に進んだ。

僧侶氏と仲がよい東北で農薬を使わずにリンゴを育てる木村氏もUFOに何度も乗っていて、遠い星にも数分で到着するらしいが、オカルト氏は地球から観測している宇宙は、実際はそういう構造になっていなくて、金星辺りまでは地球からの観測と同じだが、それ以上先は宇宙人が作ったホログラムを見せられていて、実はオカルト氏の星は地球に近い場所にあると言い出した。

これは「信じる・信じない」という領域を超えているトンデモな話だが、地球から何百光年も離れて見える銀河が実は火星の少し先にあるとすればUFOで短時間で地球を行き来できるだろう・・・アメリカを中心に天動説を信じる人々も、地球から見える天体はホログラムだと唱えていたと思う。

俺は「僧侶氏はこんな非科学的な話を聞いて、どう受け答えするのかな?」とモニタに身を盛り出すと、UFOを見たとか宇宙人とコンダクト出来るという人の中には心霊に取り憑かれている人の妄言も含まれていて、UFOの世界と心霊の世界がごちゃ混ぜになっていると、オカルト氏の「ホログラム宇宙」の話を妄言と切って捨てた。

おお、流石に僧侶氏もハッブル望遠鏡とかボイジャーによる惑星探査などの「地球の科学」を崩さなかったか!と感心したが、やんわりと心霊枠にあしらわれているオカルト氏はその事に気づかず母星では東大の教授より私の方が上です!と笑っている。

ただ、僧侶氏の方もUFOに乗った木村氏と共同で農業系の活動をしているので、オカルト氏の話を無碍に切り捨てられない・・・この辺りが彼らの限界かなと思った。

アメリカ政府を筆頭に研究者からマニアまで、誰もUFOが何か判っていないんだなと確信した。

俺もUFOを何度か目撃しているので、そういう不思議なモノが空を飛んでいることは確かなんだけど、正体は判らない。

恐らく誰も知らないと思うのだ。