Marge Litch リイシュー・プロジェクト第2弾 [音楽]
今回はDemo Tracks Vol,1&2
いよいよ始まったMarge Litch リイシュー・プロジェクト。
第1弾の「ファンタージェン」と「パテキュリオ」に続く第2弾は「Demo Tracks」2作品。
Vol-1は初期MargeLitchが発売していたデモテープVol4、5、6からの抜粋、Vol-2はアルバム「悲劇の泉」のデモテープ版。
これはユニオンさんから依頼されて書いた解説文にも書いたと思うが、初期Marge Litchはそもそもデモテープという概念が無くアルバムを作っている感覚だった。
とりあえずフルアルバムと同じくらいのボリュームで作ろうという考えだった。
ただ、そうなってくると制作費という壁が立ちはだかる。
ちょっとしたレコーディングスタジオで作るとなると、時間との戦いになる。
今と違って後補正なんて効かない1発録音の世界だから、少々ミスっていても次の行程に進まないと時間切れになる・・・パンチインとかはあったけど、その精度で入れていたら確実に時間が足りない。
なので、大急ぎでソロとかを入れて、なんとかボーカル入れの30分を捻出出来れば成功で、結果2曲入りのデモテープとかになる・・・このどうしようもない慌ただしさから逃れるには自前録音環境を手に入れるしか無かった。
Marge Litchは、音が悪くても「素人自前録音」の道に進もうと、オープンリールの8トラックMTRと16chミキサーを買うところから始め、曲を作ってはテープを回してデモテープを作っていた・・・それがDemo TracksVol-1。
音声不良で今回マルチテープからリミックスした「フィナーレ」など、全曲マスタリングしている。
Demo TracksVol-2は、2枚組アルバム「悲劇の泉」と収録曲が同じデモ版。
こちらは本録音前に記録メモと全体像把握の為に作った非売品デモテープ。
音の問題などはあるが、アレンジの違う曲などはデモの方が気に入っている。
あと2枚をまとめ買いすると特典DVD-Rが付いてくるが、これは全部でワンセットって感じかな、決して商売とかでは無く、マジで。
というのも、今回は沢山のタイトルをリリースするので「ボックスセットの箱作って!」と依頼すると、「特典の動画に予算つぎ込んだので無理っ!」と言われたから、結構動画の編集も頑張っているみたい。
音声は俺がマスタリングしているんだけど、マスターの確認後にやり直したり手は抜いていない。
今回の特典映像だと1989年のテイクがあるけど、最近は同時期にバンドで動いてた人達がバタバタ死んでいるので、俺ももうそろそろか?と思う。
生きているうちは月1とかで細々とFacebookとかにアップするかもだけど・・・Marge Litchの作品って俺の全作品のごく一部なので、動いているMarge Litchを見たい人は確実にゲット出来る「まとめ買い特典セット」をお勧めする。
という事で、来月の頭のMy performance Archivesは第二弾の曲の中から選ぼうと思う。
ユニオンさんの特典の方は画質や音質の悪いのは気が引けるけど、個人アカウントのFacebookなら関係ないから凄く気が楽。
珍しいのを探しますのだ。
いよいよ始まったMarge Litch リイシュー・プロジェクト。
第1弾の「ファンタージェン」と「パテキュリオ」に続く第2弾は「Demo Tracks」2作品。
Vol-1は初期MargeLitchが発売していたデモテープVol4、5、6からの抜粋、Vol-2はアルバム「悲劇の泉」のデモテープ版。
これはユニオンさんから依頼されて書いた解説文にも書いたと思うが、初期Marge Litchはそもそもデモテープという概念が無くアルバムを作っている感覚だった。
とりあえずフルアルバムと同じくらいのボリュームで作ろうという考えだった。
ただ、そうなってくると制作費という壁が立ちはだかる。
ちょっとしたレコーディングスタジオで作るとなると、時間との戦いになる。
今と違って後補正なんて効かない1発録音の世界だから、少々ミスっていても次の行程に進まないと時間切れになる・・・パンチインとかはあったけど、その精度で入れていたら確実に時間が足りない。
なので、大急ぎでソロとかを入れて、なんとかボーカル入れの30分を捻出出来れば成功で、結果2曲入りのデモテープとかになる・・・このどうしようもない慌ただしさから逃れるには自前録音環境を手に入れるしか無かった。
Marge Litchは、音が悪くても「素人自前録音」の道に進もうと、オープンリールの8トラックMTRと16chミキサーを買うところから始め、曲を作ってはテープを回してデモテープを作っていた・・・それがDemo TracksVol-1。
音声不良で今回マルチテープからリミックスした「フィナーレ」など、全曲マスタリングしている。
Demo TracksVol-2は、2枚組アルバム「悲劇の泉」と収録曲が同じデモ版。
こちらは本録音前に記録メモと全体像把握の為に作った非売品デモテープ。
音の問題などはあるが、アレンジの違う曲などはデモの方が気に入っている。
あと2枚をまとめ買いすると特典DVD-Rが付いてくるが、これは全部でワンセットって感じかな、決して商売とかでは無く、マジで。
というのも、今回は沢山のタイトルをリリースするので「ボックスセットの箱作って!」と依頼すると、「特典の動画に予算つぎ込んだので無理っ!」と言われたから、結構動画の編集も頑張っているみたい。
音声は俺がマスタリングしているんだけど、マスターの確認後にやり直したり手は抜いていない。
今回の特典映像だと1989年のテイクがあるけど、最近は同時期にバンドで動いてた人達がバタバタ死んでいるので、俺ももうそろそろか?と思う。
生きているうちは月1とかで細々とFacebookとかにアップするかもだけど・・・Marge Litchの作品って俺の全作品のごく一部なので、動いているMarge Litchを見たい人は確実にゲット出来る「まとめ買い特典セット」をお勧めする。
という事で、来月の頭のMy performance Archivesは第二弾の曲の中から選ぼうと思う。
ユニオンさんの特典の方は画質や音質の悪いのは気が引けるけど、個人アカウントのFacebookなら関係ないから凄く気が楽。
珍しいのを探しますのだ。
2023-11-15 23:40