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ジェームズ・ウェッブ望遠鏡 [宇宙]

ビッグバンは無かった?




ジェームズ・ウェッブ望遠鏡は、2021年のChristmasに打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の後継機。

ハッブル宇宙望遠鏡が地表から約600キロメートルで地球の周回軌道を飛行しているのに対し、月の公転軌道の約4倍外側で、地球から見て太陽とは反対側150万キロメートルの位置を飛んでいる。

主な任務は宇宙の誕生ビッグバンの約2億年後以降に輝き始めたとされるファーストスターを見つけること。

しかし、ハッブル宇宙望遠鏡よりも精度良く観測したデータを解析したところ、宇宙の膨張は無かったのでは?という疑いが出てきたらしい。

そもそも宇宙の膨張という説はアインシュタイン博士の頃に勃発して、アインシュタインは膨張説には反対で宇宙の姿は不変だと唱えていた。

しかし、相対性理論では当時の宇宙観測の観測結果と合致しないので、公式に宇宙定数を付け加えて帳尻を合わせたが、アインシュタインはこれを「人生最大の失敗」と凄く残念に思っていた。

アインシュタインがガックリ来ている時に、アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルが天体観測で宇宙が赤方偏移という加速膨張している事を発見した。

これで公式から宇宙定数を外せる事になり、喜んだアインシュタインはハッブルのいるウイルソン山天文台を訪れて宇宙の膨張を確認している。

膨張しているという事は、元は縮小していたのか?となって、ビッグバン理論になる。

俺はビッグバン理論に凄く無理と矛盾があると思っている。

ビッグバンが起きた直後、最初は超小さな宇宙が凄まじい勢いで膨らむんだけど、その速さが光速度不変の原理を遙かに超えていたり、今年の日シリの球審のジャッジのように計る尺度がハッキリしない。

また、ビッグバンが起きたインフレーション時に無軌道に散らばっていた電子などの素粒子達が集まって原子が誕生する流れも、粒子を0次元の点ではなく1次元の弦として扱う「超弦理論」では200種以上ある素粒子の数を1つだけで説明できるとか、説によって一番最初の「根本」が変わってしまうのも大変。

どちらかといえば、ビッグバンという説に無理がある気がする。

いくらジェームズ・ウェッブ望遠鏡を使ってビッグバン後に登場するファーストスターを見つけるといっても、我々の太陽系がある天の川銀河自体が光速を超えた速度で加速膨張する宇宙の中にいるわけだから、何億光年も過去のファーストスターを見ようとしても、そこから離れていく速度の方が速くて見えないんじゃないのかな?

もしファーストスターを観測するなら、宇宙の膨張速度を超えるスピードでファーストスターが見える位置まで行かないとダメなんじゃないの?

逆にジェームズ・ウェッブ望遠鏡でファーストスターが観測できれば、宇宙は膨張していないという事になり、ビッグバンなんて無かったって事なのかな?

俺は何も知識がないから夜空の星々を眺めて綺麗だなと思うだけだけど、その大半が太陽と同じ自分で輝く恒星達で、実際は凄く遠い位置にあるらしいんだけど、太陽系の外側にある海王星から見た太陽ってもの凄く頼りない光しか出していない。

それが、我々が夜空を見上げて見える恒星がある位置まで遠ざかっても・・・最も近い4.2光年離れたプロキシマ・ケンタウリ辺りまで離れて目視で確認できるとは思えない。

実際はもっと近くにあって、宇宙の大きさも小さそうなのだ。