2023年MotoGP第16戦オーストラリアGP

マルティンPP




ィリップ・アイランド・サーキットで行われた予選はマルティンがポールをゲット、2位はKTMのビンダー、3位にバニャイアが入った。

マルケス兄が5位、クアルタラロは17位に沈んだ。

日曜日に嵐到来の予想となった事で、決勝が土曜日、スプリントレースが日曜に入れ替えられ、決勝は行われたがスプリントレースは雨天中止となった。

ドライコンディションで始まった決勝はスタートを決めたポールスタートのマルティンがホールショットを奪い、2番手のビンダーの2台が先頭集団から抜け出した。

後続を3秒前後引き離して独走状態だったマルティンはラスト7周辺りから失速し残りラスト2周で1秒、最終ラップ第4コーナーでザルコに抜かれた。

トップに出たザルコがMOTO-GP参戦7年目で初優勝！

2位はタイヤを使い切ったマルティンに対し、冷静にタイヤを温存したバニャイアが入り、3位は初表彰台となったグレッシーニのジャンアントニオ、マルティンは5位でゴールした。

日本メーカー勢の最上位は14位のクアルタラロで、15位マルケス兄、中上は最下位の19位。

マルティンはペッコに勝てる可能性が高いスプリントレースが中止になったのが痛い。

焦るマルティンとクレバーなバニャイアのチャンプ争いは、バニャイアに決まったかなと思わせるレースだったのだ。