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はじめの一歩 [ドラマ・映画・アニメ・漫画]

ボクシング漫画の傑作




Netflixで「はじめの一歩」アニメ版を観た。

はじめの一歩は昔から興味があったけど、既に単行本が凄い巻数になっていて「大変そうだな」と、二の足を踏んでいた。

漫画の方は現在も進行形で文庫本が現在138巻と凄いことになっているので、最初の部分をアニメで見て加速を付けて漫画に入ろうと思った。

アニメ版を通勤時にタブレットで見ていたが、Netflixでは一歩が日本チャンピオンに輝く辺りのRound76の「第1期」しか無いので、そこからの続きを漫画で読んでいる。

いつもの様にスマホで見ていて、現在は一歩の恋人間柴久美の兄間柴了に、鴨川ボクシングジムで一歩の先輩である木村達也が挑戦し、日本チャンピオンベルトを目前に負ける辺りを読んでいる・・・まだまだ先は長い。

主人公の一歩はハードパンチャーのファイターで、毎回壮絶な撃ち合いを制して勝ち上がっている。

ボクシング漫画で例えると、ボクサー幕之内一歩は、切れ味とタイミングで倒す矢吹ジョーよりパワフルで、鴨川会長の教えを忠実に守る努力家というキャラクターも好感が持てる。

恐らくここから先、死闘・熱闘を重ねると矢吹ジョーと同じパンチドランカー症状と闘う事になりそうだけど、自分でもボクシングジムを作ってしまうほどボクシングにのめり込んでいる作者の森川ジョージさんが、その辺りのボクシングの陰の部分をどう描くかに興味がある。

最近は選ばれし主人公だけに与えられた超能力みたいなのばかり読んできたので、地道にトレーニングで鍛えて成長していく主人公の姿が新鮮なのだ。