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ブラックリスト [ドラマ・映画・アニメ・漫画]

我慢の限界



Netflixで観ていた。

最初の数話は面白いんだけど、シーズン毎に内容が意味不明になりシーズン3の途中で我慢の限界を超えた。

物語は、主人公のレイモンド・レディントンことレッドと、彼と謎の関係があるエリザベス・キーンFBI捜査官の2人を中心に進む。

リズは頭脳明晰で勇敢な新米捜査官だったが、次第に行動が意味不明になる。

台本が行き当たりばったりなのか?と思わせるほど、後での「つじつま合わせ」に無理があるところは「進撃の巨人」に似ている。

FBIの上司や同僚達は愛すべき人達で、皆がキーン捜査官に振り回される。

所謂アメリカのドラマって、途中でハラハラしても最後は何事もなく無事に終わる・・・スタートレックなどはその典型だけど、そういうアメリカドラマの定番を壊したいのか、主人公のレッドはバンバン人を殺すし、キーン捜査官も視聴者の推察の真逆を選ぶ。

で、最初は斬新で良いんだけど、常にそればかりだとウンザリしてくる。

リズ「私、アイスが食べたいわ」
レッド「今は危険だ、危険すぎるよ・・・」
リス「今、こ・こ・で食べたいの!」
レッド「じゃあデンベに買ってこさせよう」
リス「嫌!私食べない!」

一切の忠告に耳を貸さずに真逆の選択ばかりするキーン捜査官は、演じているメーガン・ブーンまで馬鹿に見えてくる・・・X-FILESで悪魔を演じたミスター・キャプラン役のスーザン・ブロマートがまもとに見えるレベル。

そしていつまでもレッドとリズの過去の関係を明かさずにひたすら引っ張る・・・真犯人を明かさずに引っ張りまくったツインピークスよりくどい。

リズ「私の母と何があったの?あなたは母と私の何なの?」
レッド「わかった、じゃあ全てを話すよ、実は・・・」
リズ「嫌!聞きたくない!黙って頂戴!今は聞きたくない!」

こんなのが延々続く。

ブラックリストはシーズン2辺りで終わっていれば名作だったと思うのだ。