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EMG 89取り付け [修理・改造]

SG改造



今回はSG改造計画「ピックアップ交換編」。

うちのSGは1990年代はライブでも時々弾いていたし、デモテープ版の「悲劇の泉」はSGだけで録音している。


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そして最近再び弾いている。

とりあえず1980年頃のギターに2023年の最新パーツをマウントしようと、今回はリアピックアップにEMG 85、フロントピックアップはEMG 89を搭載しようと考えた。

EMG 89は今回初めてだけど、ハムバッカーとシングルの切り替えが出来るので、試してみたくなった。

SGはストラトと違ってピックアップ切り替えスイッチの位置が遠いので、ほぼリアピックアップで弾ききる感じなので、どうせそうであればフロントをシングル状態にしておいてクリーン時にアルペジオなどで使えるかな?と漠然と考えた。

改造となると自宅が散らかるのが嫌なので、日時指定で部品を職場に送るように手配して、ギターとハンダごてやラジオペンチなどの道具を職場に持ち込んだ。


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EMG89キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


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早速EMG 89を組み込んだけど、想像以上に難航したので防備録メモとして細かく書いてみる。。

EMGはハンダ結線では無くコネクターをはめ込む方式なんだけど、89はシングルとハム両方使う為なのか配線が多く、コネクターも2極のが3組並んでいた。


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これをSGのフロントピックアップ取り付け位置から細い穴をコントロールキャビティまで通さなければいけないんだけど、普通の状態では通らないので3つのコネクターを纏めている部分を少し外して1つずつ送り込んだ・・・通す穴が小さいとかなり大変だと思う。

次にポットを取り付けたんだけど、85は普通にマウントできたが89はノブを引っ張るとシングルコイルになるスイッチを兼ねている為、ポットが大きくてボディーの薄いSGのコントロールキャビティでは背が高過ぎてバックプレートがしまらない。

仕方がないのでノブが数ミリ高くなるが、ワッシャーを外して取り付けた。

あと、ここまでの行程での結線はコネクターだけど、スイッチ回りの配線はハンダづけで、スイッチと反対側の結線はピックアップ・バスの穴に配線の先を差し込んで極小の+ネジで締め付けるので、メガネ修理などで使う先の小さなプラスドライバーが必要。

あとジャックの高さもギリギリだった。

コントロールキャビティの中もパンパン状態で、9ボルトの電池もポットの向きを変えたりでギリギリ入った。


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今回のピックアップ交換は「ギリギリだけどなんとか入った」って感じ。

テストで職場に置き放しにしているギターアンプに突っ込んで爆音で弾いてみたが、良い感じ!!


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89はハムバッカー時はもちろんシングル時もノイズレスで、無理しても乗せた甲斐はあったのだ。