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猛暑日 [日記]

体力消耗との戦い



今日はライブだった。

東京を真横に横断するため、都心部でUターンせず路線バスを乗り継いで移動した。

しかしバスなので時間がキッチリしない・・・今日もバス通りが大渋滞らしく、発車時刻から5分以上遅れてバスが来た。

その影響で、乗り継ぐバスに乗れず20分程バス停で待った。

路線バスだから待つのは想定内なんだけど予想が外れたのが猛暑で、もう9月中旬なのに7月後半と暑さが変わらない。

バス停には屋根があって直射日光を遮れるんだけど、日陰に入っても暑さは変わらない・・・時々風が吹くが熱風なので無風の方が涼しい。

例えるなら、ビルなどに設置されている巨大な業務用エアコンの室外機の真横にいる感じで、ドラクエで毒のエリアを歩くときみたいに1秒毎にHPが減っていった。

電車が止まっている影響でドラム担当さんが遅れた・・・他のバンドのメンバーさんも影響を受けた人がいた。

リハになったのでとりあえずステージに上がってアンプから音を出したが、ドラムさんが居ないのでどうするか?となった。


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仕方がないので簡単な曲をやろうと、今日はLOUDNESSのトリビュートバンドだったんだけど急遽Black Sabbathの「Paranoid」をやろうということになった・・・ライブのセトリに入っていない曲なので、次第にどの部分を弾いているのか判らなくなってきた。

この時俺がステージ上で最も恐れた事は・・・対バンさん達が客席に座って生真面目に我々を見ていたんだけど、ドラム抜きでParanoidがグチャグチャになってるのがうちのバンドの本来の姿だと思われないか?と、Paranoidを始める前に「まだドラムが来ていませんので、滅茶苦茶になると思いますが、とりあえずParanoidでもやります」と、我々的には甚だ不本意な状況である事を説明した方が良かったんじゃないか?とか思いながら演奏した。

ま、実際、Paranoidはやらない方が良かった。

本番は、とりたてて大きなトラブルは出なかったけど、バスが遅れたり電車止まった時から「今日は俺たちの日では無い」と思っていた・・・なんか、ぜ~んぶひっくるめて冴えない日だった。

こういう日もあるのだ。