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ネックの違い [ギターの話題]

ミディアムスケール




最近SGの改造に取り組んでいるが、この気むずかしいギターを本格的に弾こうと思っている。

最近改めてSGを弾いていて気がついたのがチョーキングやビブラート。

俺はチョーキングは1~3弦は6弦方向に引っ張り、4~6弦は1弦方向に引っ張っているんだけど、ストラトのネックより幅広なSGだと3弦も1弦方向に引っ張れる・・・ストラトだと弦落ちするのでは?と躊躇してしまうがSGだとそういう気分にならない。

ストラトと最も違う点は、ピッキングのやりやすさだと思う・・・ボディーと弦の距離が近いストラトは右手をピックガードに押しつける事で手を安定させてピッキング出来るが、エスカッションでピックアップを持ち上げているSGは右手の置き場所がブリッジ付近しか無いので、ストラト風のピッキングが出来ない。

あと、スイッチが近いストラトなら自在にピックアップを切り替えて演奏できるが、SGのスイッチはピッキング位置から距離があるのでソロの途中で切り替えるのは難しい。

これはボリュームも同じで、ストラトなら簡単にボリュームを操作出来るが、SGは遠いのでギターで可変するのを諦めてボリュームペダルを使おうと思っている。

しかし俺の場合、ストラトではピッキング時に手のひらがボリュームに当たってボリュームを絞ってしまう現象が頻繁に起きるが、SGでは気にせずに弾ける安心感がある。

SGがストラトに勝っている!と思えるのは、フレットのアールかな。

ストラトは1弦とかチョーキングしすぎると音が詰まるのでブリッジで弦高を上げざるをえないけど、フレットが比較的フラット形状なSGは音詰まりを計算しなくても良い。

それでも音詰まりが皆無では無いので、Ibanezみたいに弦高をベタベタに落とすことは出来ない・・・俺の場合3・4弦はストラトより高くしているというか、ストラトの3・4弦を落とせる限界まで落としている。

SGは「リアワンハムのギター」というニュアンスで、ほぼリアピックアップだけで弾き切る感じなので、リアピックアップには拘りたい・・・俺はEMGの85を積もうと考えている。

当面の目標はストラトのノウハウをSGに導入する事なのだ。