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北海道に行ってきた その1 [旅行記]

驚きの北海道



親友で旅行仲間のKと、北海道に旅行に行った。

旅行と言うより冒険家って感じのKは、北海道を奥さんと何度もキャンプで廻っていて道内を熟知しているので、北海道初心者の俺は全て任せっきりで運転に専念することにした。

予想通り北海道は広かった・・・近畿地方全部とか、関東地方全部って感じで、広大なフィールドに景勝地や名所が点在しているので、車で如何に距離が稼げるかで明暗が分かれると判断した事は間違いではなかった。


新千歳でレンタカーを借りた俺たちは初夏の北海道を走り抜けた・・・それは驚きの連続だった。


観光地の細かい情報などはネット上に溢れているので、ここでは備忘録メモとして「俺が北海道に驚いた事」を書いてみる。

01 最も驚いたのは気温で、何処も東京と変わらない猛暑で「朝夕は少し寒いかも」と夏より春の服装だったので想定外に体力を奪われた・・・気温15度しかない標高2291メートルの旭岳山頂でも・・・


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ツルツルの雪の上を滑らないように力んで歩くため上着を脱いだ。


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湿度も東京と変わらない感じで、北海道のイメージが変わった。

02 想像以上に田舎だった事で、街を出て次の街に着くまではガソリンスタンドやコンビニどころか、道路沿いでも民家すら滅多に無い・・・あるのは真っ直ぐな直線道路とトラクターなどの酪農機器を格納する小屋があるだけで、最初は物珍しいが次第に単調な眺めとなり車の運転が眠くなる。


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03 郊外の景色は原生林と開拓地が半々で混在しているイメージで、牧草地や農地は何処も綺麗に管理されていたが、見渡す限り広大な農地に人影が見えないのが特徴で、機械化農業が進んでいるんだなと驚いた。


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04 俺の脳内での北海道の郊外の風景は「緑の牧草地に羊や牛が転がっている」イメージだったけど、実際は広大な草原に家畜は全く見あたらず、時々放牧されているのを発見すると車中から写真を撮った程稀だった。


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05 北海道は市街地を除き、全ての道路の道ばたに丸い葉っぱの「巨大なフキ」が生えていて・・・


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松山千春も持っていて驚いた。


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06 郊外の道路には「どうぶつ警戒標識」が乱立していたが、屈斜路湖周辺では大きな鹿や狐が道路を横切っていた。

07 「大自然の景勝」には驚いた・・・実際に目の前で見るとレベルが違った。

富良野の「青い池」、弟子屈の「摩周湖」、足寄の「オンネトー」の不思議なブルーの湖面は、実際にその場で見ないと伝わらない神秘に満ち溢れていた・・・仏像も同じだけど写真や動画で伝わる情報量の限界を痛感した。


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08 見慣れないエゾマツを見て遠方に来た事を確信した。


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道ばたに咲く草花もなんか凄かった・・・初めて見る花が多く、どれも色鮮やかで綺麗だった。


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北海道は驚きの連続だったのだ。