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Familiar tales of lies - DEARER [My performance Archives]

俺流バラード



DEARERは俺がバンド活動の場を東京に移す前、大阪で最後に結成したバンドです。

当時は東京でも頻繁にライブをやっていたので、東京-大阪間の500キロの移動にウンザリしてきて東京に引っ越す事にした・・・「勝手知った隣町に引っ越す」って感じだった。

DEARERを1986年の5月頃に辞めて、8月末に板橋区の大山に引っ越して11月にはMargeLitchを結成し、翌年にはツアーで大阪でライブをやったが、その時に東京に住んでも「500キロの距離は変わらない」って事に気づいた・・・大阪を離れる直前に、ある方から新バンド結成の誘いが来てスタジオに入ったら蒼々たる顔ぶれだったので、その時は「大阪を離れて正解だったんだろうか?」と思ったりもした。

「Familiar tales of lies」はDEARERセカンドデモテープ収録のバラード。






動画で弾いているギターはNo-02ストラトと名付けたSQUIERのストラトで、この時はリアがDiMarzioのSUPER DISTORTIONをスラントさせてマウント、センターはダミー、フロントがビルローレンスのL250、トレモロアームをスコーピオンズ時代のウリ・ロート仙人と同じ極太のビッグアームに変えている。

使っているエフェクターは、歪み計ペダルはMaxonのソニックディストーション「SD9」、コーラスはGUYATONE「PS-013」、ディレイはKORGのSD-200 SIGNAL DELAYとMaxonのDM1000 Digital Delay、ソロ時のクリーン部分で細かくBOSSのフェイザーPH-1Rを入り切りさせているなど結構芸が細かい。

歌が始まった時にブーと低音が鳴っているのは、アナログシンセ内蔵の足鍵盤。

ライブビデオはいつの撮影かは不明だが、場所は大阪西九条のBRAND NEWの前身「ヤンタ鹿鳴館」で、今と違って逆の構造で、現在PAがある場所にドラム台が上下するステージがあって、今のステージ~楽屋辺りは練習スタジオだった。

コテコテの大阪メタルバンドの、何処か懐かしいバラードなのだ。