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石棺墓の封印 [歴史]

封印解除




最近前期縄文時代の情報を集めていた。

YOUTUBEのある政治系討論番組を見ていて、ある歴史好きの元政治家が「日本の始まりは奈良県にある」という言葉を聞いて興味を持った。

「日本の始まり」とは大和朝廷では無く、旧石器時代~縄文時代の事。

データ収集をしながら「他にも未発見の遺跡が沢山あるかも」と思った。

最近も佐賀県の吉野ヶ里遺跡で石棺墓の発掘が行われた。

不思議な墓で長さ180cm、幅36cmの墓に、厚さ10~17cm、60kgという「倍の大きさ」の石蓋がされていて、パワーショベルで持ち上げていた。

しかも蓋に大量の×印があり、明らかに「曰く付き」の墓。

しかし、この謎の石棺墓は「邪馬台国の女王卑弥呼の墓ではないか?」という事で調査された。

邪馬台国が何処にあったか?には諸説有り、北九州説と畿内説が激突しているんだけど、最近は学術的な論争に加え地元地域の役所や観光協会とかが先頭を走ってアピールしている。

俺は、今回の吉野ヶ里の謎の石棺墓は封印だったと思っている。

どういう亡くなり方をした誰の墓かは判らないが、棺の中にビッシリ土を詰めた上から重い蓋をするだけでは鎮まらず、後の時代に墓の真上に社を建てて怨霊を鎮め慰めていたと思う。

それを、邪馬台国で観光客誘致という浅はかな考えで弥生時代からの封印を解いてしまったとしたら、取り返しが付かないことになると思う。

邪馬台国九州説論者は、少し落ち着いた方が良いと思うのだ。