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阪神vsDeNA 2023/03/31~04/02 [阪神タイガース]

3タテ




いよいよ待ちに待った2023年プロ野球開幕戦。

阪神は高校球児が聖地甲子園を使っている為、京セラドームでの開幕戦だった。

相手は去年トコトンやられた三浦番長率いるDeNA。

開幕投手は青柳で、番長は去年大成功した青柳シフトで4番の牧以外左打者を並べた。

阪神は今年から

1番センター・近本
2番セカンド・中野
3番レフト・ノイジー
4番ファースト・大山
5番サード・サトテル
6番ライト・森下
7番キャッチャー・梅野
8番ショート・小幡

という予想通りの布陣。

浅はかな俺はサード板山かノイジー、ライト佐藤と、ショート中野でセカンド渡邊と言っていたが、開幕戦を観てどんでんが正しかった・・・これは俺の間違いだった。

特にショート小幡が予想より良すぎた・・・こんなに良い選手だと思わなかったと同時に、なんで今まで2軍で腐っていたのか?理解に苦しんだ。

初戦は青柳が早めに降板、4点リードで岩崎~浜地と継投するもケラーが2失点で2点差となるも1点突き放して湯浅で逃げ切った。

2戦目は伊藤の代役の秋山の立ち上がりを打ち込まれて2回まで5失点と大きくリードされるが5回に追いつき、延長12回までもつれるも最後に近本がサヨナラを決めた。

どんでんは6回から中継ぎ投手を次々投入して、今年の投手戦力を把握。

3戦目は先発才木が試合を作り、4点リードの7回に岩崎に交代するが打たれて2点差まで追い上げられるも8回代打原口の2ランHRで引き離し、最後は湯浅を休ませて石井が抑えた。

去年痛い目にあわされたDeNAが相手だったので、冷や冷やする場面もあったが、3タテしたことで「今年の阪神は手強い」という印象を与える事には成功したと思う。

思った通り、「なんでそうなるの?」という矢野采配と違って、どんでんの野球は中継を観ていてストレスがない・・・1ストライクから交代させた原口のHRなんてドンピシャ過ぎて驚くだけで、変な違和感が無い。

去年まで大問題だったエラーも、去年の安芸から特訓を続けてきた効果が出ていて、まだエラー0という・・・よくこの短期間でここまで変革できたなと驚く。

特に2戦目の延長11回、ランナー1塁で送りバントを捕球した加治屋がセカンドに送球、2塁ベース上で捕球した小幡がファーストの中野に送球したのを見て、どんでんが言っていた「小幡の肩の強さ」に驚いた。

そして3戦目、7回1アウトランナー1塁から、好調才木を下げてフラフラの岩崎が出てきた・・・岩崎だけは去年と変わらない感じで、出てきたばかりなのに早速フォアボールで1アウト1・2塁のピンチ。

フラフラの岩崎を見た番長が代打大和を告げる・・・この瞬間、開幕からの連勝の勢いが消え、去年の苦い雰囲気がフラッシュバックした。

去年同様、番頭の采配が見事に的中で、大和がタイムリーで得点し、なをも1,2塁のピンチが続く。

佐野がファーストゴロで 2アウト1,3塁のピンチ・・・宮崎がハエの止まりそうな岩崎のヘロヘロ球をセンターへタイムリーツーベース。

宮崎の打球はあわやHRかという外野フェンスの上段に当たり、跳ね返ったボールを近本が返球しようとする間にショート小幡が外野まで走り、最短距離で近本からの送球を爆肩でホームベースにレーザービーム送球し3アウト。

こんなビッグファインプレーは去年まで見たことがなかった!

岩崎のヘロヘロ球は去年散々嫌と言うほど見させられたが、小幡の爆肩はお金の取れる武器だと思う。

岩崎が矢野阪神の典型的な遺産なら、小幡はどんでんタイガースの新しい象徴かな。

開幕戦なので長々と書いたが・・・これはひょっとして秋にはアレがあるかもと、まだ1カードしか見ていないので気が早いが、なんとなく野球を見るのが楽しいというか、ウキウキしてきた。

ウキウキなんて真弓~和田~金本~矢野時代には無かったからね・・・02年の星野さん就任の時以来かな、こんなワクワク楽しい気持ちになったのは。

あとはカバ(大山)とサトテルが長いのを打ち始めれば、結構手強いチームだと思う。

次の広島戦が待ち遠しいよ、勝つんちゃうかな、はっきりいうて、おーん。