アスレチックスVSエンゼルス

藤浪メジャーデビュー




朝起きるとBlu-rayデッキが藤浪デビュー戦の録画中だったので、試合状況を見る前にデッキを追っかけ再生にしてテレビで観戦した。

結果は3回途中8失点KO、注目された大谷選手との10年ぶりの対決も、あわや満塁HRという左翼フェンス直撃タイムリーを打たれ、格の違いを見せつけられた。

去年の藤浪と比べて、特にコレといったサプライズは無く阪神時代からの悪癖がそのまんまの、長年何度も見てきた「通常運転の藤浪」だった。

藤浪のメジャー移籍に関しては、マスコミやアメリカの専門家、ヤフコメなどの素人共が「メジャーの指導やボール、雰囲気、どんどん振ってくるスタイルがフィットして大活躍する」みたいな「阪神が育てられなかった」的な声が多かった。

でもメッセンジャーをはじめ、ドリス、スアレス達を再生し、昨年からの湯浅、浜地、石井を育てた阪神の投手コーチ達がそんなに無能なのか？と思うと同時に、メジャーって日本で何年も結果を出せていない投手がいきなり勝てる程レベルが低いのか？とも思っていた。

今朝のテレビの衛星中継画像の藤浪は着てるユニフォームは違ったけど、相変わらず恵まれた素材を生かせないノーコンの変化球投手で、素人の俺には藤浪が「ここをこうすれば」活躍できるという秘策や伸びしろがあるようには見えなかった・・・正直、エンゼルス程度の打線にめった打ちだと厳しい。

でもこれで良かったんだと思う。

今年も阪神に残留なら「今年メジャーに行っていれば！」という声が多かったと思うし、まだ速球を投げられる状態でメジャーに挑戦できて藤浪信者達も納得できたと思う・・・やってみないと判らないから。

そんな事よりも、打線と中継ぎやクローザーがダメなエンゼルスは、大谷を相手のエースにぶつけるのではなく、今日のような楽な相手に大谷で確実に勝ちに行く方が良いと思う。

藤浪は念願のメジャーデビュー！阪神も開幕から連勝！お互いwin, winなのだ。