2023ワールド・ベースボール・クラシック決勝

アメリカ代表戦


侍ジャパンが見事に優勝した。

職場のテレビの前に陣取り、スマホで野球仲間とLINEで実況しながら応援した。

最後は大会MVPの大谷がマウンドに上がり、誰もが見たかったトラウトとの対決になったのも映画を見ているような流れだった。





ただ、実質上の優勝はメキシコ戦だったかなと思った。

メキシコとの死闘を見た後では普通の野球の試合だったが、それでもダルビッシュが被弾して1点差になって最後まで緊張が途切れず、普通に凄い試合だったと思う。

アメリカ側の打者の顔ぶれを見ると、打線は水もので野球は投手力が大事だと思い知らされた。

最後の壇上のセレモニーは、大谷とダルビッシュの間という「ど真ん中」で鈴木誠也のユニが最も目立っていたが、何か鈴木が大会前半で大活躍して途中で泣く泣く離脱したみたいで「仲良しごっこ」も、ちょっとやり過ぎに感じた・・・あそこに上がれるのは実際に命をかけて戦った戦士達だと思う。

夜、カラクリ（東京ドーム）で行われた巨人－阪神のオープン戦を見たが、選ばれし者達の頂上決戦を見た後では間延びしてアクビが出た・・・ま、活躍しても明日の一面はWBCだけど、サトテルとかパワーヒッターと呼ばれていた打者達が凄く小さく見えた。





WBCの強烈な刺激が脳に焼き付いているので、この奇妙なギャップが元の状態に戻るには時間が掛かると思う。

とりあえず湯浅・中野選手お疲れ様なのだ。