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メインギターの改造・前半 [ギターの話題]

クリーンサウンドを求めて



再開したギターのリハビリで「とりあえず長時間ギターを持とう」と、久しぶりにメインギターに戻ってきたSQUIERの「No-02ストラト」でROCKTRON VooDu Valveの「クリーンサウンド」を作っていて・・・どうしようもなくシングルコイルの音が欲しくなった。

SQUIERを弾かなくなってから弾くようになったメインギター達は、どれもクリーンサウンド用にセンターピックアップにDimarzio HS-3やHS-4などのシングルコイルをマウントしていてクリーンサウンド時はスイッチでセンターに切り替えていたが、SQUIERはフロントとリアピックアップの2ハムバッカー仕様なのでシングルの音は出ない。


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シングルコイルはハムバッカーと混在させると出力ゲインがアンバランスになるが、それを差し引いてもハムバッカーでは得られない澄んだクリーントーンは何個分のエフェクターに匹敵する。

そこで、元は3シングルのギターなのでボディーにセンターピックアップの穴は空いているので、センターにシングルコイル・ピックアップを増設してH-S-Hにすることにした・・・同じ事を考えている人は、今回の記事が役立てると嬉しいです。

早速EMGを取り寄せた。


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他のピックアップは現状のEMGを使うので、シングルコイルも同じEMGで、デイビット・ギルモアやスティーブルカサーが使っている王道の「SA」を選んだ。


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とりあえずH-S-Hのピックガードを探したが、ブリッジがFLOYDROSE加工でボリュームの位置がノーマルのピックガードが見つからなかったので、とりあえず失敗してもダメージの少ない中国製の安いのを発注。


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中国から直接送られてきたピックガードはリア・ピックアップの位置がかなりブリッジよりでボディーを削らなければダメだった。

一旦落ち着いて考えた・・・

新しい中華ピックガードの利点は「新品なので綺麗」「ボリュームの位置が希望通り」、難点は「ボディーを削らなければダメ」「FLOYDROSE用の加工が必要」「3プライ構造なので白い線が見えるのがイマイチ」。


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そして現状使っているピックガードなら、利点は「従来のピックアップのはそのまま入る」「FLOYDROS用に加工しなくてよい」「取り付けネジ穴の位置も問題ない」難点は「センターピックアップ用のシングルコイル形状の穴を開けなければならない」「新しいボリューム位置に穴を空けなければならない」。

数秒考えた挙げ句、古いピックガードを加工することに決めたが、その理由は「EMGのバッテリーケース」。

EMGで使う9ボルトの電池用のケースを取り付ける予定だったが、ボディーを削るには専用の木工工具が無いと素人には厳しいと断念、これまで通りの「ピックガードを切断して電池を中に入れる」方法を採用する事にしたが、それなら既にその方法で使えている「現状のピックガード」のセンターに穴を開ける方が手っ取り早いと判断し、「従来のピックガードにセンターピックアップ用の穴を空ける」事に決定した

次回に続くのだ。