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殯の丘 [My performance Archives]

オレ流のヘヴィーロック



「殯の丘」は、スピード&パワーの「TAMAちゃんマージュ」からメンバーチェンジを経て、それまでの反動から音楽性をヘヴィー&パワーに振り向けて作った曲。





「殯の丘」の原案は「組曲・悲劇の泉」を作った頃にナントナク出来ていたんだけど、当時のバンドイメージと合わなかったので使うことはなかったが、2005年に月本さんが、2007年にドラムの”コージー”関さんが加入した事でイメージが浮かんだ。

Vo月本、Gu俺、Key竹内、Ba中易、Dr関のラインナップは短期間の顔ぶれだったが、MargeLitchにとっては充実した期間で、「デモテープ4」の頃以来演奏していなかったバンドのテーマソング「Mage Lich」の再アレンジなどもこの時期に行っている。

弾いているギターはこの時期メインギターだったNo-01ストラトで、ピックアップはリアがEMG-85、フロントがEMG-81、ネックはFERNANDESのRitchie Blackmore Model、ブリッジはFLOYDROSE、機材の詳細は覚えていないが、動画を見るとELECTRO FORCEのパワーアンプが見えるが、お店のRoland「JC-120」を鳴らしてるという事は、パワーアンプが不調で急遽お店のアンプを借りたんだと思う・・・確かにこの頃にパワーアンプをROCKTRONのVelocity 300に変えている。

この曲は俺にとって難曲のひとつで、最初からソロパートが浮かばず、浮かび次第変更する旨をメンバーに伝え「暫定バージョン」で演奏していたが、いつまでもアイデアが浮かばなかった・・・その後アルバムを作ろうとなった時も「殯の丘」を再録音しようと思ったが、アイデアが浮かばずに頓挫し「一度焼き付いたアイデアを払拭するのは大変」という教訓を得た。

でも今聴くと、ヘヴィーな曲も良いね。

「殯の丘」の良さ、再確認なのだ。