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MXR M282 Dyna Comp Bass [使用楽器・機材・部品紹介]

痒いところに手が届くコンプ




MAXONの「CP9Pro+」とどっちを買おうか迷ったんだけど、ベース用にチューンされていることと、エフェクターボードのスペースの問題から小さい「M282 Dyna Comp」を選んだ。

あと、ベーシストとしてコンプレッサーの代表機種「Dyna Comp」を知らないというのも残念なので使ってみることにした。


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小さいので空いたスペースにIbanezのチューナー「BIGMINI」をマウントした・・・これまではZOOMの「MS-60B」内蔵のチューナーを使っていたんだけど、前回のライブでチューニングが極端にずれていて合わせるのに難儀した。

チューナーモードにすると音が出なくなるのでアンプから音を出したいんだけどMS-60Bのチューナーってスイッチ長押しで、踏み辛い位置にあるので足がつりそうになって「これは何としてもマトモなチューナーを入れるべきだ」と思った。


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コンプに関しては長年使っていたALBITの「GC-3」も全然悪くないんだけど、最近メインで弾いていパッシブのYAMAHA MB-3だと全体にコンプが掛かると輪郭がぼやけるので、原音をミックス出来るコンプが欲しかった。

M282 Dyna Compはトーンもミドルで効くので助かるしノイズも気にならない、問題があるとすればOutputの効きがかなり極端な事位だろうか。

歪みとかDyna Compの個性が嫌な場合Attackを赤LEDオフ状態にすれば、歪まずに普通のクリーンで反応がクイックな優等生コンプって感じになる。

赤LEDオンでCleanを絞るとアタックが遅く、かなりモフモフなコンプになって厚みは出るんだけど輪郭が無くなる。

その設定でCleanを12時辺りまで上げると輪郭が出てモフってくれる。

俺はその設定でSensitivityを歪み始める(11時辺り)で使っている。

コンプは「ドライ音のミックスレベル」が無いと、それこそブレンダーでも使わない限り「そのコンプの特性を気に入るか否か」の世界に制約されてしまう。

「Clean」と「Tone」があると、かなり痒いところに手が届くのだ。