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捜し物の混乱加速 [日々のあれこれ]

あるようで無い話



俺は年中捜し物をしているんだけど、大抵の場合は見つからない。

でも、ただ見つからないだけでは済まない珍しい出来事を紹介します。

先日の当ブログのパソコン系記事で、超古い録画専用PCのHDD増設断念の事を書いたが、断念した理由がもう一つあった。

今のように少々スペックが劣るPCでもストレス無くサクサク動く時代では無く、WindowsXPが現役の頃のPCはまだまだ製品として未完成だった。

特にHDDがクラッシュした事が多く、その度にHDDの入れ替え作業をしていたがWindows7の辺りからPCが致命的なトラブルに見舞われることが激減した。

XP時代は頻繁にOSのインストールを行っていたので、OSや増設カードのドライバーとかのメディアを1つの箱に纏めて入れていた。

XPは2001年頃からなので、もう20年以上前の事で、それ以降OSをインストールする事が激減した。

俺の場合Windows7からWindows10にアップデートしたので、もう何年もOSインストールという作業をしていない。

しかし、今回自作機の録画専用PCの内蔵HDD交換で、XPをインストールしようとしたんだけど上手く行かなかった。

付け替えたSSDを認識せず、取り外したHDDが見つからないと表示されるので、BIOSが覚えているんだなと思ったものの、解決策を見いだせず計画を断念した。

古い自作機なのでマザーボードのインターフェイスがIEDで、それをSATA変換するアダプターまで用意していたのに・・・断念した。

断念したもう一つの理由は、作業を進めていく課程でXPインストールディスクを探していて・・・20年前の記憶が蘇った。

たしか「XP再インストールセット」として何枚か必須の、例えばマザーのPCIスロットに差し込んでいる録画キャプチャーカードのインストーラーディスクなどを1つに纏めて箱に入れていたはずだ!と思いだし、その箱を探した・・・箱のデザインも覚えていた。

そして箱の発掘に成功した!

当時はまだUSB1.1の時代で、転送スピードが滅茶苦茶遅かったので、USB2.1のカードを増設したんだけど、その箱だった・・・「確かにこの箱だ!」と喜んだ。

しかし、残念な事に箱の中が空っぽだった・・・恐らく中に入っていたディスクを他に移したんだろうが、その記憶が全くない。

XPインストールディスクだけで無く、他にも絶対必要なインストーラーが無いので万事休すで計画は頓挫した。

そして先日、他の捜し物でガサゴソしていて「XP再インストールセット」の箱が出てきた・・・箱の中を確認すると20年前の時のまま、必須のディスクが入っていた。


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え?

でも、箱は確かにUSB2.0の箱は中が空っぽだった・・・同じ箱だったと思うが・・・それとも、いよいよ呆けてきたのか?・・・これが呆けってやつなのか?呆け老人なのか?俺は!

空箱を発見した時は心底ガッカリで、それを捨てる気力も無くそのままにしていたので、再びその辺りを探すと・・・空箱が出てきた!

なんと!うちの押し入れには、20年前の似たような箱が2つあった!!なにこれ?推理小説のトリックか!!


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気を取り直して時間のあるときに、頓挫した計画を再始動してみるのだ。