SSブログ

アナログテープの音の良さ [日記]

カセットデッキ到着



最後のデッキが壊れて以来、長らくカセットテープの再生装置が無かったんだけど、今日我が家にカセットデッキが宅急便で届いた!


01.11.04.jpg


テープモノを再生する場合、再生装置の最低限のスペックというのはあるんだろうけど、俺は再生ヘッドがどれだけ新しいかが最重要だと思う。


01.11.03.jpg


幾ら高級デッキでもヘッドが経年劣化していれば、新品のヘッドには敵わないと思っている。


01.11.01.jpg


早速カセットテープのデジタル化再開という事で、テスト走行をやってみた。

記念すべき1発目に選んだテープはTDKのAD-46テープにレコード盤から録音したJudas Priestの「Killing Machine」。


01.11.05.jpg


SOUND FORGE Pro 10で、モニターしながら録音した。


01.11.02.jpg


「Rock Forever」「Hell Bent for Leather」「Running Wild」に「Before the Dawn」と、名曲が多いね。

とにかく音が太い!

これ、リアルタイムでカセットテープを使っていた頃は感じなかったが、今のデジタルが普通になった世界で聴くと、このイコライザーなどのエフェクターで作る感じとはまたひと味違う太さはアナログテープでしか出ない音なのかも。

とにかく新品のデッキなので、残り全部のテープを再生出来ると思う・・・ダブルデッキだし。

パソコンへの取り込みで思ったのは、デッキにはUSB出力が付いていてパソコンにさせばパソコン側でも録音出来るんだけど、これは別にデッキ側でデジタル変換している訳ではなく、ピンジャックを刺すより手軽と言うか、ピンジャックの付いたオーディオカード自体が亡くなりつつある。

つまりパソコン側のADコンバーターのポテンシャルが音の善し悪しを決めるのかも・・・と思って、俺はピンジャックでDTM専用自作PCのマザーボードに直刺しのオーディオインターフェイス経由でデジタル化する事にした。

俺はDATテープやMDなどのデジタル信号も、このインターフェイスにコアキシャルケーブルで送っている。

レコード盤で気に入っていたのは、CDで買い直しているけど・・・確かにCDは何度聴いてもすり減らないし、レコード針のノイズも無いので、「レコードかCDか」、「アナログかデジタルか」と問われれば、俺は即答でデジタル派だった。

でも、最近は・・・レコード盤はさておき、テープモノの良さはデジタルでは再現できないと思い始めている。

これって、録音現場では場所も取るし、後補正も厳しいからスタジオのコスパも悪いだろうけど・・・お金と時間があれば録音はテープが良いんじゃ無いか?と思う。

テープならではの良さって存在すると思うのだ。