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今年の音納め [日記]

忘年ライブ




今年も暮れてきました。

今日は極寒の中、地元で今年最後のライブをやってきた。

思った通りアンプにトラブルが出たけど、いつものように事前に予知していたので「そんなもの」かなという感じ。

これを読んだベーシストに何らかの参考になるかもと備忘録として書いておくと、年末企画で次々とバンドが多量に演る日だったのでリハも無く、我々の番になったのでベースを担いでステージに。

店のアンプのゲインとEQは全てフラット(12時)でマスターを0から少しずつ上げていくと、その時点で何かがビビっていて・・・恐らくスピーカーがへたっているのか、どれかが一発死んでいる感じで、この時点でかなり嫌な感じだった。

横でドラムがバンバン叩きだしたら全く聞こえないので、マスターを10時位まで上げるとストンと音が消えた・・・「クラスDアンプあるある」の保護回路発動で音がダウンした。

数秒で戻ったんだけど、何度やってもダウン・・・この時点で「出音はショボいが、アンプへ送るゲインが大きすぎるのか?」と思って、まずアンプ側のゲインを下げ、エフェクターを外してベース直にしてみたが治まらない。

時々音は出るんだけど音量が上がったり下がったりを不規則に繰り返している・・・不規則なのでベースからの入力に反応しているのでは無い。

出音は限界まで下げているし、ベースもアンプ直なので俺側はそれ以上やりようがないので、とりあえずコーラスのマイクスタンドを調整したり、自分の立ち位置からスマホでメンバーの写真を撮ったりしているとライブスタートとなった。

やがて完全に音が出なくなり、店員が来て慣れた手つきでミュートスイッチを押すと音が出た・・・いつの間にかアンプがミュートになっていたんだけど、俺は押していないのでそういう仕様なのかも。

ただ、ミュート解除後も音量の不安定さと変な歪みは続いていて、最後の曲が終わるまで薄氷を踏む感じだった。

とりあえず保護回路発動が怖いので、音量を下げ気味にして弾き、曲が終わってMCが入る度にエフェクターを元に戻していった。

俺はこの日のトラブルを予知していたので、1週間前のゲネプロはノーエフェクターの「アンプ直」で行い、今回のライブも複雑な配線のエフェクターボードでは無く、何が起きても速対応できるようにべードラとチューナーの「2個だけ」というシンプルな設定にしていた。

因みに今回のトラブルは先月の30日には知っていた・・・こういうのは俺と付き合いのある人は皆知っている。


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店に詳しいうちのボーカルにLINEで聞いていた



結果、何がトラブルの原因かはわからなかったが、また同じ店でやるときは面倒だけど自前ヘッドを持ち込むのもアリかなと思った。

で、アンプ問題も大変だったけど、とにかく寒くて、マスクも外さずに外套を着た「段着の格好のまま」ベースを弾いたんだけど、それでもライブが終了した時点で微かに身体が温まったか?って感じ。


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店に入るときの格好のままで演奏したので、俺とすればライブが終わるとステージからダイレクトに店から出たい気分だった。

その後、ダッシュで居酒屋に移動して忘年会。

仏像の話題にもなって、鎌倉の国宝館、金沢文庫の運慶、伊豆の上原美術館に行った話をした。

ただ居酒屋の一番隅の席に座ったんだけど、俺の横からか冷気が流れているのか?地獄の様に寒くて、足の先凍ってるって感じで何度もトイレに行った。

テーブルに魚貝類を焼くガスコンロがあったんだけど、それを俺の足下に置きたかった。

とにかく寒い一日だったのだ。