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2022カピバラくんに会う旅03 [旅行記]

カピバラくんとレッサーパンダ




下田を出た我々は、カピバラくんに会うためシャボテン動物公園に向かって走った。

昔は確か「伊豆シャボテン公園」という名前だったと思うが、俺もいよいよ呆けてきたか?とネットで調べてみると2016年に「伊豆シャボテン動物公園」に改称されていた。

海沿いを走る135号線から伊豆高原に入り、大室山が見えてきた辺りで道路に警備員が立っていてカーナビが案内している道は全面通行止めだと言ってきた。

仕方がないので前の車に付いていき、ナビが新しい案内ルートを構築するのを待った。

平らな所の無い坂ばかりで、対向車とギリギリすれ違える道幅の道路が迷路の様に入り組んでいて、肝心のナビも寡黙になってしまって少し難航するも「伊豆シャボテン動物公園」に到着。

園内に入って・・・足下に何かいる!と思ったら小さなリス猿が走り回っていた!!


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小さいインドクジャクも放し飼いだ。

動物が自由に歩き回るのを見た瞬間に、映画ジュラシックパークの様な非現実な世界に足を踏み入れた気分になった。

これは楽しいぞ!と思うと同時に、昔の「伊豆シャボテン公園」時代とは少し様子が変わっている事に気がついた・・・昔はサボテンが沢山植わっていたが、現在は動物の種類や数が劇的に増えてサボテンが減った様に感じた。

カピバラ露天風呂の開始時間まで、園内をまったり廻って露天風呂とは別のカピバラ虹の広場でカピバラくんたちと戯れたりした。

カピバラと同じくらい会いたかったのが、レッサーパンダの「梅香(めいしゃん)」で、レッサーパンダ館に入ったが、高い位置にある棒の上に居て顔は見せてくれなかった。


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俺はNetflixの「アグレッシブ烈子」の大ファンなのでジャイアントパンダよりレッサーパンダの方が好き・・・ジャイアントパンダだと「らんま2/1」の不気味な目つきを思い出してしまって可愛いという気持ちになれない。

カピバラくんたちの露天風呂開始の時間になると、園内を散策していたお客さんが集まってきた・・・会話を聞いていると半分以上は中国語だった。


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園内は冷たい風が吹いていて日陰になっている場所は極寒だったけど、カピバラ露天風呂の横にある小屋は床暖房でポカポカなんだそうだ。





俺はカピバラって愚鈍でナマケモノまでいかなくても、ウオンバットみたいな動きなのかと勝手に思いこんでいたが、天敵のジャガーからも逃れられるほどすばしっこくて、時速40キロで走ることが可能らしい。

カピバラが湯に浸かっているのを心ゆくまで眺めた後、どうしても梅香を撮影したくなって、再びレッサーパンダ館に向かったら、飼育係のお姉さんが餌の塗れた笹を入れたりしていて、よく見えなかった。


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残念なことにハシビロコウは死んでしまって、似たようなアフリカハゲコウが寒風の中にいた。


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チンパンジーは思ったより巨大で、物思いに耽っているかの様な出で立ちで寝転がっていた。

他にもナマケモノなどを見たかったが、大満足で園外に出た。

ネガティブな事といえば、伊豆高原が凄く寒いのと園内の何処にいても常時流れている聞き慣れないメキシコの音楽が鬱陶しかった事かな。

カピバラくん!また来ますのだ!!