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グラハム・ハンコック [不思議]

超古代文明




Netflixでハンコックさんの番組を見た。

ジャワ島のジャングルで眠っている超古代に作られたピラミッドなど、現在の学者達に相手にされない遺跡を調査すべきだと力説されていた。

ハンコックさん自身が南米などの現場に行って調査されているんだけど、解説を聞くと我々が学校の教育で学んだ人類の歴史よりも前に、優れた文明があったんだろうなと思った。

ハンコックさんの発言が学者達に相手にされない原因は、年代という事に尽きる。

今の学説では人類の最初の文明は約6000年前のメソポタミア文明でなければならないが、ハンコックさんのいう超古代の遺跡は有史以前の12000年前まで遡る事になるので論外というか、トンデモ理論という事になっていて、誰がどうみても有史以前に作られたピラミッドなのに誰も調べようとしない。

12000年前といえば最後の氷期と言われるヴュルム氷期が終わった頃で、高度な文明を築いていたムー大陸とかアトランティス大陸が一夜にして滅んだと言われているが、氷河期が終わって温暖な気候になり、各地にあった氷河が溶けて海水の水面が上がって海に沈んだのか?

文明が海に沈んだとすれば、石垣島の沖や紀伊半島の沖にある海底遺跡は、沈んだムー大陸の一部なのかって事になりがちだけど、ハンコックさんは12000年で騒いでいるけど超絶技巧の縄文土器を作る文明が1万6000±850年前頃からあったんだから、ムーやアトランティスと言わなくても、優れた文明は普通に世界各地に存在していたと思う。

次々と発見されている超古代文明がいつまで経っても学術的に認められない理由は、天動説と地動説問題と同じで、科学的な根拠では無く現在世界的権威を持っている宗教の教えが根底から覆ってしまうとかの非科学的でスピリチュアルな事が原因かも。

我々は自分たちの成り立ちどころか、宇宙や量子力学の事すら何も判っていない。

これは大変なことやと思うよ。

おーん。