自分100％

考えの濃度




昨日更新したMargeLitchの「魔物の森」だけど、今回のファイル制作で久しぶりに聴いた。

ただ「魔物の森」という曲を聴いたのでは無く、作った事すらうろ覚えの「デモテープ版」を聴いた・・・だから久しぶりなんてものでは無く全くの新作を聴く気分。

言葉では伝えにくいんだけど、変に安心できてシックリ来た・・・ギターソロも指の怪我でヘロヘロな「アルバム版」と違って普通にゴキゲンだし、ベースもデモの方が良く聞こえる。

曲のアレンジに関しても、何度も繰り返すエンディングが作曲時の意図通りに盛り上がっている。

とにかくデモ版の方がシックリ来た。

今回更新した「真実の指輪デモテープ（非売品）」は、録音～トラックダウンまで全て俺1人で行っているから、良くも悪くも「俺の考え100％」で録音から完成まで他人の意見は混入していないが、アルバムの方は録音、編集からアレンジまで他人の意見が介在している。

その他人の意見は勉強になったりするが、俺の考えは希釈されてしまう。

この希釈で、例え良い意味で相乗効果が得られたとしても「俺はそうはやらない」という違和感があった。

だからデモ版は何年ぶりに聴いても、引っかからずに自然にスーッと曲世界に入っていける。

そして「自分100％」といえばDTM。

そろそろ涼しくなってきたので、DTM研究会も活動再開しようと思うのだ。