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2022年MotoGP第17戦 タイGP [モータースポーツ]

マルコ・ベゼッチPP





予選は4位のクアルタラロ以外、ポールから7位まで全てドゥカティで、8位にホンダ最高位のマルケスが入った。


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3年ぶりに開催となったタイGPの決勝は、雨で55分遅れのスタートとなった・・・しかし何故わざわざ雨期にやるかな。

3周目にミラーがトップ、2位ベゼッチ、3位はバニャイア・・・って、ドゥカティは来期ミラーを手放すって正気か?。

4番グリッドからスタートしたクアルタラロは次々と追い抜かれ、レース中盤にはポイント圏外の18番手まで後退、雨のスペシャリストであるオリベイラがトップに出る。

残り5周で4位走行のマルケスが、後方から凄まじいスピードで追い上げてきたザルコに簡単に抜き去られてしまう・・・ちょっと競り合えるスピード差では無かった。

ザルコはそのまま3位を走るバニャイアの背後にくっつくが、流石に同じドゥカティでチャンピオンを争っているペッコは抜けない。

オリベイラがトップでチェッカー、2位ミラー、3位にバニャイアが入り、今回ノーポイントに終わったクアルタラロとの差を僅か「2」まで縮めた。

注目すべきは5位でゴールしたマルケスで、怪我を考慮して安全にゴールすることを有線させたんだと思うが、雨でも大崩は無く「完全復活」と胸を張って良いと思う。

こうなってくるとエントリーの台数の問題は言うまでもなくドゥカティの圧倒的有利で、クアルタラロのチャンピオン獲得は風前の灯火なのだ。