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2022年MotoGP第16戦 日本GP [モータースポーツ]

マルケスPP



コロナで中止になっていた日本GPが、3年ぶりに開催された。

雷や大雨でセッションディレイと天候に翻弄された茂木だったが、雨の予選はマルケスが征した。


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ドライとなった決勝は、ブラッド・ビンダーが飛び出してホールショット奪うも、マルティンがトップに出てポールのマルケスは5番手に後退。

3周目にトップに立ったミラーにマルティン、ビンダーが続く。

驚いたのはマルケスでレース後半まで5位を安定して走行、残り3周でオリベイラをパスして4位に浮上した。

YAMAHAのクアルタラロはストップ&ゴーのレイアウトの茂木に苦しみ8位走行で周回を続けたが、トップのミラーと同じマシンに乗るバニャイアは10位で、来期のチームメイトのバスティアニーニをギリギリでパスし、前のクアルタラロに2度仕掛けたが、2度目のブレーキングでフロントが切れ込んで転倒、リタイアに終わった。

後続を引き離し独走のミラーが堂々と優勝、2位ブラッド・ビンダー、3位マルティンが表彰台に上がった。

ドゥカティって、ミラーを手放すらしいが正気か?と思った。

気になるチャンピオンシップのランキングではバニャイアだけで無く、3位のアレイシ・エスパルガロもスタート前のメカニックトラブルでピットレーンからのスタートでノーポイントに終わり、クアルタラロが少し楽になったかも。

特筆すべきは完全復活のマルケスで、今年どうしようも無かったホンダのマシンにマルケスが乗ると別物の速さというか、我々が知っているホンダの速さに「戻った」。

腕の状態が万全でなくて復帰後殆ど走れていないマルケスが4位ということは、最初からホンダのマシンに問題なんて無かったのかも?と思った。

スタート直後から数周はマルケスにしては大人しい走りだったが、レース全体では普通に安定して速く、オリヴェイラとのバトルでは往年の切れ味は全くさび付いておらず、次戦から優勝争いに加わる完全復活と言って良いと思う。

クアルタラロだけ「1人エントリー状態」のYAMAHAもそうだけど、マルケス以外のホンダのライダー達は何をやってるんだ?と思った。

残り4戦となったが、何とかクアルタラロに逃げ切って欲しいのだ。