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2022年MotoGP第15戦 アラゴンGP [モータースポーツ]

バニャイアPP




予選はいつもの通りトップから5位までをイタリアメーカーが独占。


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YAMAHAは1人エントリー状態のクアルタラロが6位に入るが、このコースは得意でない。

ホンダはマルケスが久しぶりに復帰して、プラクティスでいきなりホンダ勢トップ。

これってホンダのマシンではなく、ライダー側に問題があるんだと思う・・・そもそもブラドルって何の役に立っているのか全く判らない。

ただ、マルケスはロングラップの走行は厳しいらしく、今回は順位は狙わずに様子見での参戦らしい。

決勝はドゥカティ勢が先頭集団を作る中、ヨロヨロ走るマルケスにクアルタラロが激突し、リタイアに終わった。

ポイント狙わないなら大人しく最後尾走ってろ!と言いたいが、マルケスには通用しない。

クアルタラロはまさかのノーポイントで、日本メーカー同士のつぶし合いにドゥカティは笑いが止まらない!

クアルタラロからすれば、高速道路を逆走してきた呆け老人に遭遇したみたいなもので、運が悪かったとしか言いようがないが、大人しいクアルタラロだからピットに戻ったけど、ロッシならコントロールタワーに直行していた。

マルケスは全盛期の頃から荒法師ミサイルだったが、今回は呆けも加わって無敵状態にアップデートされていて、クアルタラロのマシンの破片が突き刺さっている危険な状態のまま走行を続け同じホンダの中上も葬っている・・・決勝のコースに出てはいけない「走るブラックフラッグ」だ。

マルケスは早期復帰に滅茶苦茶焦っているけど、バスティアニーニなんかと比べると完全に過去の人で、ペッコはマルケスみたいに一か八かで転倒するようなリスキーな走りはしないし、チャンピオン争いの中でミサイル化するようなミスも犯さない・・・レースの戦略そのものが違う。

ホンダはこれ以上晩節を汚さずに、マルケスとの契約が切れるのを機にMOTO-GP撤退で良いと思う。

バスティアニーニが優勝、2位バニャイア、3位エスパルガロで、これで1位と2位のポイント差は10ポイントに縮まってしまった。

今年のチャンピオン争いが、マルケスの大暴れで台無しなのだ。