SSブログ

修学旅行でみたもの [日々のあれこれ]

心霊写真の思い出




デジカメの写真データを整理していると、2017年に撮影した日光「華厳の滝」の写真が出てきた。


08.12.01.jpg


華厳の滝といえば、俺はある心霊写真を想い出す。

・・・心霊写真と聞くと想い出す事が2つある。

どちらの話も既にこのブログで紹介した話なのでザッと搔い摘むと、1つめは高校1年の春にクラスで社会見学で飛鳥地方に出かけたときに俺が自分のカメラで仲間達を撮った写真に手が1本多い写真が撮れた。

時は流れ、その写真の話をMargeLitchでしたところ、皆が見たいというので実家に帰省した時に探して東京に持ってきて見せた。

多くの人間が写っているので手が1本多いことに気がつくまで時間が掛かるはずなのに、短時間で皆がワーッと叫んだ。

間違って普通の手に驚いていると思った俺が「こいつの肩に掛かっている手は誰の手でもない」と、それまでその写真を見せた相手に何十回と説明してきた事を話そうとすると、皆が「1本多いとかで無く、何本も多い!」というので慌てて写真をよく見ると・・・俺が高校の頃に見た時より手の数が増えていて、それ以外にも顔面が歪んだり、異様に長く伸びた指が骨だけになっていたり、色々と変わっていた。

その写真の前の状態を知っているだけに、俺が一番驚いた!

もう1つの心霊写真の思い出は、中学の修学旅行の時の出来事で、俺が撮影したのでは無い。

殆ど記憶はないが、修学旅行の行き先は東京~日光だったと思う・・・新幹線で東京まで行って関東を廻ったんだと思う。

当時の学校の授業で男子は「技術」という科目があり、その時の課題はパネル制作だった。

薄いベニヤ板や角材を組み立てて、板の表面に「との粉」を塗って細かい目のペーパーでツルツルにした上にポスターなどを貼って四隅をテープなどで固定して完成させる。

俺は修学旅行先でパネルに使うポスターを買おうと、行く先々の土産物屋を探索していた。

日光の「華厳の滝」にある土産物屋に入ると、大きな滝のポスターが貼ってあったので、パネルにしようと思って店員さんに同じモノを下さいと言うと非売品だという返事が返ってきた。

ポスターをよく見ると滝の煙の中に沢山の顔が写っていたので驚いた。

滝の水煙がナントナク顔に見えるとかの生やさしいモノで無く、筋金入りの心霊写真否定論者でも一目見て土下座する位のモノが何体も写っていた。

それを見て俺は益々そのポスターが欲しくなったんだけど、華厳の滝では何も買わなかった・・・心霊バージョンを見てしまうと普通バージョンは物足りなくて、結局パネルは白黒写真のSLのポスターで作り、それは長い間実家の玄関に飾っていた。

ただ、今思い返せば・・・なぜ華厳の滝の土産物屋は滝に対してネガティブな心霊写真ポスターなんかを店にデカデカと飾っていたんだろうか?

心霊写真は・・・昔は「この通り写真に写っています!」と言われれば「本当だ!」と信じていたけど、今はトリック写真を合成で簡単に作れる時代だから廃れてしまった。

でも、心霊写真は本当にあるのだ。