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涼しくなる話2 [不思議]

怖い事2



バンドの機材車での怪奇な現象は色々あって、初期MargeLitch時代は機材車内に厄除けの御札を貼っていた時期があった。

Kyoが手を怪我したとか、大きなトラブルが続いた。


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バンドのスペルをセカンド・デモテープの頃から「MargeLitch」に変更した。

ファースト・デモテープ発売時は「MAGE LICH」だった。


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だから、MargeLitchで最初に作ったバンドのテーマソングである「マージュリッチ」という曲のスペルは「MAGE LICH」が正しい。

その頃は私生活でも色々不思議なことがあって、当時は嫁が大阪の人だったので俺の実家も奈良だったから夫婦で頻繁に羽田から関空に出かけていたんだけど、東京の部屋に戻ると洗面所の床がびしょ濡れだったのが時々あった。

最初は驚いていたけど、そのうちに慣れてきて「またか」みたいな・・・蛇口の閉め忘れとかではなく、床を濡らそうとするとホースとかがないと濡らせない位置だった。

夫婦で並んでテレビを見ていて、当時はブラウン管のテレビだったんだけどスイッチを消したんだけど、残像みたいなのが一瞬残って骸骨が映っていた。

気のせいかなと嫁に話しかけようとすると「骸骨やろ?」と言われた。

タマちゃん・マージュの時にも似たような出来事があった。

当時のMargeLitchは、ライブが終わると機材車でまんぞを君の家に機材を下ろして帰るのが、いつものルーティンだった。

その日も、ライブを終えて俺の運転で機材車をまんぞを君の家に向かって走っていたら、前方にモヤみたいな煙みたいなのが地面から1メートルほどの高さまで漂っていて、車はそれをすり抜けた。

その時、車のライトで照らされた白い煙の中から「出てきた」というより、煙の形が骸骨に見えた。

丁度その時、俺たちは何かの話をしている最中で、俺は骸骨を突っ切りながら話を続けた。

で、まんぞを君と別れて、来た道を引き返す形でタマちゃんの家に向かった。

車が先ほどモヤをすり抜けた場所に近づいた時に、「そう言えば、さっきは話をしていたので言わなかったけど・・・」と言うと、助手席に座っていたタマちゃんが「骸骨でしょ?」と言った・・・「あ、タマちゃんも見える人なんだ」と驚いた。

よく「怖いと思うから怖い」というが、怖いものはどうやっても怖いのだ。