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2022年MotoGP第10戦 ドイツGP [モータースポーツ]

バニャイアPP




好調のバニャイアが今季3度目のポールをゲット・・・文句なしに速い。

2位にクアルタラロ、3位がザルコで、バニャイアからザルコまでのタイム差は0.099秒という超僅差。

予選1~8位までに、ドゥカティが6台入り、アプリリアのエスパルガロとYAMAHAのクアルタラロが孤軍奮闘中で、YAMAHAはモルビデッリは20位、ドヴィツィオーゾが19位、ビンダーは最下位という無惨な状況。

兄マルケスを欠くホンダもどん底で、中上が10位の最高位という異常事態が続いている。


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路面温度の上昇でタイヤのライフが勝敗を分ける感じの決勝は、クアルタラロがホールショットを奪った。

真後ろにポールスタートのバニャイア、3番手には兄エスパルガロで役者は揃った。

バニャイアは直線でクアルタラロの真後ろに付け、2周目の1コーナーでオーバーテイクを仕掛けたがクアルタラロがブロックと、序盤からガチガチの様相。

直線ではドゥカティのパワーに分があるが、コーナー区間ではクアルタラロに余裕がある感じ。

バニャイアは3周目の1コーナーで再びクアルタラロをオーバーテイクするも、少し膨らんだインを刺されて再びクアルタラロがトップに。

バニャイアがいつでも抜ける感じで追うも、この競り合いで最後までタイヤが持つのか?と思っていると、4周目の1コーナーでバニャイアが後輪からスリップして転倒リタイア。

これでトップのクアルタラロは前戦のリプレイを見ているかの様な一人旅となる・・・予選からインフルエンザ感染で元気がなかっただけに、楽な展開がクアルタラロを助けた。

クアルタラロが、まるでロレンソの様に独走態勢のまま今季3勝目のゴール、2位にザルコ、3位には兄エスパルガロとのバトルを制したミラーが入った。

クアルタラロファンの俺は、チャンピオンシップでクアルタラロを追うランキング2位の兄エスパルガロと戦うミラーを応援していた。

これで今年のMOTO-GPの前半戦が終了した。

後半戦はクアルタラロが苦手とするコースが多いので、取れるときに1ポイントでも多く取っておく必要がある。

次のTT・サーキット・アッセンでもクアルタラロの手堅い走りに期待なのだ。