ボクシング中継

地上波テレビの終焉か？



井上×ドネア２の結果は井上の圧勝に終わった。

驚いたのは井上尚弥という日本ボクシング史上最強のボクサーが、ベテランの強豪と戦う試合が地上波で無くAmazonプライム・ビデオでのライブ配信だった事。

ただ結果知って言えば、もしこの試合が地上波だったら1時間枠がたったの2ラウンドという、たった264秒で試合終了では番組が成立しない・・・恐らく試合終了後20分はCMが続いたと思う。

録画中継にして、メインが早く終わった場合は前座の試合で尺を埋める手も、今はネットでリアルタイムで試合結果がわかってしまうので使えない。

そういう生中継の難しさもあるが、問題は視聴者なんかより利益だと思う。

ボクシングというコンテンツでは儲からなくなったのか、地上波がAmazonプライム・ビデオに負ける程低迷してしまったのか・・・恐らく両方だと思う。

俺はKOシーンは試合終了後に、試合は１日待ってどちらもYOUTUBEで見た。





井上はガードの堅さとパンチの戻りのスピードが速く、ドネアは井上の速さに反応できていなかった。

勝負は1ラウンドのダウン時に付いていた。

井上の強さは例えるならロイ・ジョーンズJRの強さかな・・・手堅いジョーンズJRって感じで、これだけスピードがあればジョーンズJR同様階級を上げても通用すると思う。

ジョーンズJRなんてミドル級からヘビー級まで上げて4階級制覇したけど、井上もまだまだ上げられるんじゃないかな、打たれて無いから。

WBOチャンピオンと戦って4団体王座統一という話もあるけど、買って当たり前というか魅力的ではない。

それより井上も29歳なので、時間が勿体ないからスーパーバンタムに行って欲しいのだ。