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コロナブランクで怖いこと [ギターの話題]

ギタープリアンプあれこれ




久しぶりにギターを弾いて少し驚いたので報告します。

必要に迫られないと腰が重くて動かなくなる俺は、ギターを去年の秋に当ブログのトップページに張りっぱなしになっている「ぼっちフロイド」で弾いて以来殆ど弾いていなかった。

その間にコロナで長らく停止していた地元の仲間達とやっているバンドで、こちらもコロナで長期ブランクだったベースを再開していた。

で、先日何となくギターを弾いてみたくなった。

とりあえずコロナ前まで気に入って使っていたBOSSのME-70というフロアタイプのマルチエフェクターを引っ張り出して鳴らしてみた所、まんざらでも無かった。

長期ブランクでヘロヘロになっていると思いこんでいたが、ベースを弾いていたのが功を奏したのか指先や筋力の衰えはあるものの、致命的な劣化は感じなかった。

それより驚いたのはギターが凄く小さくて軽く感じた・・・いつのまにか激重でデカいBB-2000に鍛えられていたんだと思う。

極太ネックのBB-2000に慣れていたので、あれだけ弾きやすく感じたナローネックのストラトが細すぎて弾きにくい。

でも、これらは「悪いことではない」と判断し、本格的にチューブアンプを鳴らしてみたくなった。

問題はここからで、お気に入りのROCKTRONのVooDu Valveを鳴らしてみたが、ピンと来ない・・・BOSSのマルチの方が良い感じ。


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そこで、ほぼDTM専用プリアンプと化しているROCKTRONのPIRANHAを鳴らしてみたところ、かなり良い感触だった。

え?こんなに良い歪みだったかな?と驚いた・・・なんというかメタル系でも十分使える。

納得が行かないので再びピンと来なかったVooDu Valveに戻して色々試行錯誤していて・・・ブランク前のセッティングを想い出した!

ブランク前はVooDu Valveの前段に色々並べていたので、内蔵HUSHの設定がかなり深く掛かっていたが、今回はVooDu Valveにギター直なのでHUSHのレベルを下げると「俺の知っているVooDu Valve」に戻ってくれた・・・ブランクは「忘れる」というのも怖いね。

今時はスプリッターも質の良いバッファーが入っているのが安価で手に入るので、PIRANHAとVooDu Valveを同時にステレオで鳴らすのも楽しいかも。

自宅で遊ぶには贅沢だけど、リアルプリのPIRANHAとデジタルマルチのVooDu Valveのレイテンシで、天然ダブリングで分厚くなる。

久しぶりに鳴らして、やはり俺のメインアンプはROCKTRONのVooDu Valveだなと思ったのだ。