SSブログ

2022年MotoGP第5戦 ポルトガルGP [モータースポーツ]

ザルコPP


MOTO-GPがヨーロッパに戻ってきた。

ドライとウエットが入り交じるミックスコンディションで始まった予選を制したのはザルコ。


04.26.01.jpg


ドライコンディションとなった決勝は、スタートでミルが飛び出してホールショット、クアルタラロとミラーが追うが、好調ザルコがミラーを抜いて3位に浮上。

4周目にクアルタラロがミルを抜いてトップに出ると、後続を引き離しに掛かかりファステストラップのレコードを更新して独走状態となる・・・まるでホルヘ・ロレンソの様なスムースな走りが印象的、

後続は、残り9周でザルコがミルをパスして2位に浮上、残り7周でミラーがミルに激突して両者リタイアとなった。

レースはそのままクアルタラロが貫禄で優勝!!

ザルコが2位、アレイシ・エスパルガロが3位でゴールし、4位は23番手スタートから追い上げたリンスがフィニッシュした。

前戦で完全復活したかに見えたマルケスは弟と順位を争うのがやっとの状態で、最後は何とか紙一重の差で弟より前の6位でゴールした。

マルケスは今年のホンダの間違った使い方というか、滑らない設計のマシンを力任せに無理矢理滑らせようとして大暴れするマシンと戦っている様に見えた。

ホンダがマルケス専用車から普通に戻そうとしているのに対し、ヤマハはクアルタラロ専用車に持って行っているのかな?と思った・・・そう思ってしまうほどホンダの各ライダーが接近しているのに対し、ヤマハはクアルタラロ以外の存在感がなさ過ぎる。

何はともあれ、クアルタラロのファンとしては最高に嬉しいポルトガルGPだったのだ。