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コンプレッション感 [ベースの話題]

アジャスト




長いコロナブランクでベースサウンドのデフォルトが判らなくなった。

もう全部忘れて再構築しようと、新しい音作りに取りかかっている。

先日のバンドのリハ風景をハンディレコーダーで録音したのを参考に、自宅でエフェクターの微調節をしている。

レコーダーで録音した音と、自宅ベース環境との「ギャップ」は経験しか無いんだけど、何度も繰り返している内に「ギャップ」が解ってきて噛み合うようになる。

俺の場合、スタジオでベースを弾いているとき、理想的なモニター環境に慣れてしまうと不確定要素の多いライブで厳しい思いをするので、ライブでの環境と似た状況で弾いている・・・具体的にはアンプから少し離れた位置で弾いている。

しかし、その事と「アンプからの出音」は別の話なので、リハではベースアンプの前にレコーダーを置いてベース中心のバランスで録音している。

今回は、リハで弾いているときから「手応え」が無いというか、ピッキングしても足りない感じだった・・・アンプから10の音量が出る設定なのに7位しか出て無い感じで、アンプへのゲインとコンプレッション感が足りない感じで、逆に言えばスッキリ抜けすぎている感じ。

ブレンダーを購入した辺りから、音抜けに拘りすぎているのかも。

録音されている音も、輪郭があって澄んだクリーンサウンドで全然嫌いじゃない方向なんだけど、ハードロックのベースにしてはスッキリしすぎだと思った。

そこで、あまり好きじゃないんだけど若干コンプで音圧を持たせて、べードラを少し歪ませてみた。


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べードラ単発で聴くとかなり歪んでいるが、ブレンダーでドライ音を混ぜると「ちょっと濁ってるのかな?」程度で、切れ味は減ったけど音が太くなった。

今回気づいたのは、自宅でアンプヘッドにヘッドフォン差し込んで作った音は、リハの現場では「微妙過ぎ」て使えないかな・・・スピーカーから音を出して感覚でツマミを回しながら決めた方が良いと思った。

今回の設定が次回のリハでどう録音されるか、楽しみなのだ。