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ベイエリア探索 [日記]

有明の温泉



久しぶりにKからLINEが来た。

つまり、呑もうという事なんだろうなと思った。

オミクロンの蔓防で長らく呑んで無かったので、東京ベイエリアの有明で温泉に入って一杯やろうという事になった。

仕事を終え、今日の東京は朝から極寒で冷たい雨が降っていたので勝ちどきから大江戸線で月島駅経由で東京メトロ有楽町線の豊洲駅で下車、ゆりかもめに乗って有明に行った。


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以前大江戸線の汐留駅からゆりかもめに乗ろうとして迷いに迷ったが、豊洲からの乗り継ぎは判りやすかった。


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ゆりかもめは通人時間帯を過ぎていたのか、凄く空いていた・・・有明駅で降りたが誰も居ない。


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待ち合わせ前に有明に到着したのは良いが、何処にも誰も居ない。


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朝の開店前というのもあるが、巨大なモール周辺は全くの無人状態で静まり返っていている。


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有明に行くのは初めてだったので、本当にここで合ってるのか?と思ったが間違いは無さそう。


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人類が滅びて俺だけになった映画のセットの様だった。


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でも、並び立っている億ションの部屋には所々明かりが着いている。

しかし、これだけ巨大な建物の住人が通勤する時は大江戸線の車両より小さく、たった6両編成のゆりかもめでは厳しそう。


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Kとの待ち合わせ場所の巨大モール1階への入り口が全く見当たらない。

とりあえず周辺を歩いて入り口を探す事にした。

モールのお店の前に5人位のチームが3組程、皆同じユニフォームを着て窓を拭いていた。

横を通ると全員が中国人女性だった。

数年前、ある映画監督が中国で撮影するとき、日本から慣れ親しんだスタッフをつれていって良いかを打診したところ、中国人スタッフより日本人の方が賃金が安いので喜ばれたという「日本は何もかも中国に周回遅れでブチ抜かれている」という話しを耳にするようになって久しいが、中国がそれだけに素晴らしい国なら、なぜ多くの中国人が安い給料の日本で朝から寒風吹きさらす巨大モールの通路で、雨にぬれながら窓ガラスを拭いているのか判らない。

ひょっとすると中国人ではないのかもしれないが、俺には判らない。

「1階の入り口」が見つからずにうろうろしていると開店時間になり2階の入り口が開いたので、エスカレーターで1階に降りてKと合流した。

どうやら1階はもっと早い時間から営業していた感じだけど、何故ゆりかもめの駅から歩いてくる方向に1階の入り口が「全くない」のかの謎は解けずじまいだった。

「酒を買ってあるので、一杯やってから温泉に行こう」という事になって、上の階に上がったところにあるテーブルで呑み始めた。

この前の地震で火力発電所がダウンしていて電力が足りないので節電しろと通達が出ているが、店内は灯りが煌々と照っている・・・でも誰もいない。


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話が弾み、酒を買い足してワアワア言っていると腹が減ったので食べたりして、再び酒を買い足す事を繰り返しているとかなりの時間が経過していたので、帰ることにした。


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俺は湯に入ると「今日はこれでオシマイ」というか、緊張が緩んで疲れがドッと出る・・・アニメ「ゆるキャン△」などでバイクツーリング途中に温泉に入っているのを見る度に「よくあの状態で風邪ひかないな」と驚いている。

有明から清瀬まで帰らなきゃならないので温泉には行かずに帰ることにした。

帰りもゆりかもめに乗ったけど、りんかい線で新木場に出て東京メトロ有楽町線に乗った方が始発駅だから座席に座れて良かったかも。

駅前を見ると人間が全く見あたらない・・・。


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億ションなんて買えないけど、例えお金持っていてもこんな寂しい場所には住めないのだ。