2022年MotoGP第1戦 カタールGP [モータースポーツ]
ホルヘ・マルティンPP
冬期テストで目立ったのはスズキの成長で、エンジンはパワーアップ、マネージャーもブリヴィオさんがF1に去った大きな穴にリヴィオ・スッポさんが納まり、ミルとリンスも乗れている。
しかし、カタール予選ではFP1からKTMファクトリーのビンダーがトップタイムを出す波乱の展開。
FP2ではスズキのリンスがトップタイムを出す一方で、直線が長いコースレイアウトでは有利とされているドゥカティが大人しい感じだったが、ドゥカティサテライトのホルヘ・マルティンがポールを獲得した。
去年のチャンピオンクアルタラロはもちろん、ドヴィツィオーゾとかも見る影もなかった。
ナイトレースで行われた決勝は、マルケスが飛び出してホールショット、6番グリッドからロケットスタートで飛び出したポル・エスパルガロの超久しぶりのレプソルワンツーになった。
その後ポル・エスパルガロがトップに出て、オーバーランしたマルケスを抜いてビンダーが2位、3位マルケスの後方にミールが迫る展開。
一方優勝候補というか今年のチャンピオン候補の筆頭だったバニャイアはドゥカティ同士でクラッシュしてリタイア、ミラーもピットに戻ってレースを終えた。
先頭のポル・エスパルガロが後続を1秒以上引き離し独走態勢に入り、3位のマルケスはアレイシ・エスパルガロに抜かれて4位に後退・・・これまでのマルケスならタイヤがどういう状態であれ即座に抜き返していたが、まるで別人の様に大人しい走りだった。
ラスト5周で2位に追い上げていたバスティアニーニがファステストラップを叩きだし、ロングストレートでポル・エスパルガロを抜き去ってトップに出る。
抜かれたポル・エスパルガロは1コーナーでオーバーランして3位に後退。
MOTO-GP2年目のバスティアニーニが優勝、グレッシーニさんをコロナで亡くし新体制になったチームに勇気を与える嬉しい初優勝となった。
2位は最後に追い上げを見せたビンダー、3位にポル・エスパルガロ、4位アレイシ・エスパルガロ、5位マルケスという結果に終わり、注目されていたスズキ勢はミルが6位、リンスが7位と例年と変わらない結果に終わった。
ドゥカティは、まだ22年のマシンが21年マシンより仕上がりが遅れていても、驚異の8台エントリーだからワークスの2人が転けても「誰かが来る」ね。
ホンダはかなり改善されていて、エンジンパワーもドゥカティと遜色無い感じで、マルケス専用機だったのもポル・エスパルガロも乗りこなせるマシンに変貌しており、ポルも表彰台という結果を出して開発の方向性が間違っていないことを証明した。
YAMAHAは惨憺たる開幕戦で、クアルタラロが9位、モルビデリが11位、ドヴィツィオーゾ14位、ルーキーのビンダー弟が16位という厳しい内容に終わった。
とにかく、クアルタラロがボヤきまくっているエンジンパワーを上げるのが急務なのは言うまでもなく、元ペトロナスの「WithUヤマハRNF」という勝つ気が無い変わった方針のチームに見切りを付けたり、色々手を入れていかないと厳しそう。
開幕戦はドゥカティワークスが2台共リタイア、スズキ勢の予想外の低迷、ホンダの復活という波乱の展開だったのだ。
冬期テストで目立ったのはスズキの成長で、エンジンはパワーアップ、マネージャーもブリヴィオさんがF1に去った大きな穴にリヴィオ・スッポさんが納まり、ミルとリンスも乗れている。
しかし、カタール予選ではFP1からKTMファクトリーのビンダーがトップタイムを出す波乱の展開。
FP2ではスズキのリンスがトップタイムを出す一方で、直線が長いコースレイアウトでは有利とされているドゥカティが大人しい感じだったが、ドゥカティサテライトのホルヘ・マルティンがポールを獲得した。
去年のチャンピオンクアルタラロはもちろん、ドヴィツィオーゾとかも見る影もなかった。
ナイトレースで行われた決勝は、マルケスが飛び出してホールショット、6番グリッドからロケットスタートで飛び出したポル・エスパルガロの超久しぶりのレプソルワンツーになった。
その後ポル・エスパルガロがトップに出て、オーバーランしたマルケスを抜いてビンダーが2位、3位マルケスの後方にミールが迫る展開。
一方優勝候補というか今年のチャンピオン候補の筆頭だったバニャイアはドゥカティ同士でクラッシュしてリタイア、ミラーもピットに戻ってレースを終えた。
先頭のポル・エスパルガロが後続を1秒以上引き離し独走態勢に入り、3位のマルケスはアレイシ・エスパルガロに抜かれて4位に後退・・・これまでのマルケスならタイヤがどういう状態であれ即座に抜き返していたが、まるで別人の様に大人しい走りだった。
ラスト5周で2位に追い上げていたバスティアニーニがファステストラップを叩きだし、ロングストレートでポル・エスパルガロを抜き去ってトップに出る。
抜かれたポル・エスパルガロは1コーナーでオーバーランして3位に後退。
MOTO-GP2年目のバスティアニーニが優勝、グレッシーニさんをコロナで亡くし新体制になったチームに勇気を与える嬉しい初優勝となった。
2位は最後に追い上げを見せたビンダー、3位にポル・エスパルガロ、4位アレイシ・エスパルガロ、5位マルケスという結果に終わり、注目されていたスズキ勢はミルが6位、リンスが7位と例年と変わらない結果に終わった。
ドゥカティは、まだ22年のマシンが21年マシンより仕上がりが遅れていても、驚異の8台エントリーだからワークスの2人が転けても「誰かが来る」ね。
ホンダはかなり改善されていて、エンジンパワーもドゥカティと遜色無い感じで、マルケス専用機だったのもポル・エスパルガロも乗りこなせるマシンに変貌しており、ポルも表彰台という結果を出して開発の方向性が間違っていないことを証明した。
YAMAHAは惨憺たる開幕戦で、クアルタラロが9位、モルビデリが11位、ドヴィツィオーゾ14位、ルーキーのビンダー弟が16位という厳しい内容に終わった。
とにかく、クアルタラロがボヤきまくっているエンジンパワーを上げるのが急務なのは言うまでもなく、元ペトロナスの「WithUヤマハRNF」という勝つ気が無い変わった方針のチームに見切りを付けたり、色々手を入れていかないと厳しそう。
開幕戦はドゥカティワークスが2台共リタイア、スズキ勢の予想外の低迷、ホンダの復活という波乱の展開だったのだ。
2022-03-08 23:37