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テレパシー [日々のあれこれ]

高野さんのお話




光子という光の粒を2つに分解して左右に飛ばす実験で、左側に飛んだ光子を衝立で止めてしまうと、何故か右側の光子も止まる現象が起きる。

これは距離を伸ばしても変わらず、地球と月の中間点で1つは地球へ、もう一つは月に向っても同じ現象が起きる。

つまり光速で地球に向かっている光子と、光速で月に向かう光子が何らかの方法で情報を伝え合っている事になり、アインシュタインの「光速不変の原理」が崩れてしまう。

光速を超えた速度での情報伝達となるとテレパシーかもしれない。

量子の世界は不思議なことに満ちあふれている。

例えば原子核の周りを回っている電子は、観測者が見ていないときは雲の様にモヤモヤした状態で原子核を取り囲んでいて、観測者が観測するために光を当てると、その瞬間に粒になってあたかも回転運動をしていたかのように現れる。

この時の電子の位置が原子の右側なら黒、左側は白とすると、観測者が見る前の電子は「白でも黒でも無い状態」にある・・・これがシュレーディンガーの猫のパラドックス。

白か黒かは計測回数に比例して限りなく50%に近づくはずなんだけど、観測者が白と予想すると白に、黒と予想すれば黒という結果になる。

つまり電子は何らかの方法で観測者の思いを知って行動を取っている事になる・・・これを観測者効果と呼ぶ。

でもこれが人間が電子に伝えたテレパシーだとすれば、人間はテレパシーの送信は出来る事になる。

矢追純一氏が名誉館長を務める宇宙博物館「コスモアイル羽咋」を設立した元スーパー公務員で日蓮宗僧侶の高野誠鮮氏は、ある人から「UFOの操縦は操縦桿を操作するのでは無く意志で動かすのでUFOを操縦するには道ばたに転がっている石や、名も知らない花と会話が出来ないといけない」と聞いたと仰る。

つまりテレパシー能力があれば道ばたの石や草花と会話が出来るという事らしい・・・石や草花も人間と会話が出来るだけの能力があるという事になる。

これは宗教にも通じるらしく、高野氏は「仏教は人間の心と、物質と、エネルギー、この3つを等価ですと説いてきた」と仰っている・・・2500年経って、最先端の物理がやっと仏教に近づいてきた。

最新の量子力学と仏教は繋がっているのだ。