病床使用率

まん延防止再び




オミクロン株の感染拡大が凄いことになってきた。

東京都も遂に病床使用率が4割を超え、緊急事態宣言の要請を検討する目安の5割は目前に迫っている。

でも、オミクロン株の「症状の情報」ってネットのコメント欄などで「実際に感染したと称する」奴の風邪程度で翌日になれば治っていたという匿名の発言が目立つ。

疑問なのが、病床使用率が4割超えになっている原因の入院している患者って、風邪程度の取るに足らない症状で入院しているのか？

ってか、病床使用率が切迫しているときに風邪程度の取るに足らない症状で入院出来るのか？

入院患者で病床使用率が大変なことになりつつあるという情報と、ネトウヨの巣窟であるヤフーニュースのコメント欄に多量に書き込まれている風邪程度という暢気な情報と、どっちが事実なのか？

で、「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」になると必ず飲食店などの保証に対する誹謗中傷がオヤクソクだけど、テレビも新聞も誰ひとり朝の通勤ラッシュの事は言わない・・・今でも有楽町線は普通に混んでいて、車内は密そのものだ。

これは感染拡大防止なんてかけ声だけで「何も出来ない」というのが真相だと思う。

感染の大きな波がやってくる毎に、テレビ・新聞・ネットを使って国民の目を無策な政府から飲食店に反らせている。

これはマキャベリズムの典型だけど、統治権力は飲食店という敵を作らなければ国の秩序を保てないと考えているんだと思う。

更に不思議なのは、この世界的な感染状況で北京オリンピックって出来るのかと思うが、大した話題にもならない。

最近のコロナ情報は奇妙感が増幅しているのだ。