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職業アレコレ [日々のあれこれ]

理想の仕事




生きていくためにはお金が必要で、御曹司でも無い俺なんかは何らかの職業に就いて働かなければならない・・・こればかりはどうしようもない。

人生の何分の一を占めてしまう仕事というのが楽である事に越したことはないが、楽とは何か?と考えると単純に労働だけでは無いと思う。

仕事がやりたかったことと直結すれば大変でも苦にならないだろうし、簡単な仕事でも職場に頭のオカシイのがいたりすれば地獄になる。

俺が自分がやりたいと思った仕事をやれたのは、東京に住む前の最後の奈良での仕事だった平城京の遺跡発掘だった。

奈良市教育委員会の仕事だったけど、実際にやってみると想像していたのとは少し違ったが歴史が好きなので楽しかった。

東京に住んでから「この仕事をやりたい!」と思ったのは、バイトだったけど楽器メーカーの修理部門の仕事だった。

江戸川区だったと思うが面接に行った・・・。

当時の俺の最寄りの駅は地下鉄都営三田線の板橋区役所前だったので、神保町で新宿線に乗り換える江戸川区って凄く遠かった。

面接で「ほぼ決まりだね」と言われ、仕事場を案内してもらった・・・仕事中だった先輩達にも紹介された。

倉庫で修理を待っている楽器の中には古いアナログのシンセなどもあって、宝の山だった。

しかし、その後電話が掛かってきて俺で決まっていたらしいが、その後面接に来た人が歩いて通える距離に住んでいる人だったのでそっちに決めたと連絡があった。

凄く残念だったけど、そういうのは縁のモノだと思うので俺は楽器のリペアマンには縁がなかったんだと思った。

それを最後にやりたい仕事なんかには遭遇していないが、まあ、それが普通だと思う。

ナカナカ上手く行かないものなのだ。