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認諾って何? [日々のあれこれ]

裁判強制終結




YOUTUBEでジャーナリストの神保哲生さんが怒っていたので何事か?と見ていると森友裁判が認諾という手続きで強制終結した事に対する憤りだった。

森友裁判とは、公文書改ざんを苦に自殺した赤木さんの妻が、国と佐川元理財局長に1億700万円の損害賠償を求めた訴訟で、国が原告の請求を全面的に認める「認諾」の手続を行って裁判を終結させた。

俺も森友裁判に関しては無知なので間違っているかもしれないが、そもそも赤木さんが自殺に追い込まれた原因は安倍元総理が総理時代に国会答弁で「私や妻が関係していれば首相も国会議員も辞める」という発言を受けて佐川氏が発案して改ざんの指示を出したのが事件の発端だったと認識している。

で、何故裁判なのか?なんだけど、国会では証人喚問以外では幾ら嘘をついても罰せられることはないが、宣誓する裁判で嘘をつくと偽証罪に問われるからで、裁判に持ち込めば呼び出す証人全員の口裏を嘘で合わせられないからだと思う。

今回の認諾で原告に支払う1億700万円は既に予算に組み込まれているらしく、最初から決定事項だったらしい。

この請求金額には手数料がかかり、請求額が大きいほど高くなり1億円で32万円かかるそうだ。

でも、今回得た1億700万円を全額手数料にして「争ったことへの精神的苦痛と真相究明」を掲げて超高額の請求金額で仕切り直せば、国も簡単に「認諾」できないはず・・・因みに50億円の請求金額で手数料が1102万円かかるらしいから1億700万円の手数料なら天文学的な請求金額に設定できる。

確かにそんな無理筋な裁判は司法の乱用というか、倫理的にイカガナモノかという問題になるんだろうが、国会で平然と嘘をつきまくる様な怪物を相手に常識とか道徳なんて通じない。

嘘つきには天文学的請求金額で対抗なのだ。