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能力者 [日々のあれこれ]

神通力


ネットニュースで手品師のマリックさんの自伝を読んだ。

マリックさんはアイデアが凄くて「ハンドパワーです」とか言われると超能力かな?と混乱した・・・それほどマリックさんの手品は独創的で切れが良かった。

超能力で思い出すのは人間の脳の話で、随分前に聞いた話だからアヤフヤだけど・・・我々人間の脳には使われていない部分が沢山あるらしく、何故使わない部分があるのか?が謎とされている。

アポロが最初に月に行ったとき、何もかもが初めての事なので様々なトラブルが起きたそうなんだけど、どれも間違えば即死に繋がる事ばかりだった。

例えると映画マトリックスの様な、数秒で赤か青のリード線のどちらかを切断しなければ死んでしまうという様な状況で、アポロ乗組員は神の声を聞いたそうだ。

それはノストラダムスの預言みたいな読み手の解釈でどちらとも取れる様な曖昧なのでは無く「赤を切れ!」と具体的な答えが脳に直接入ってきたらしく、乗組員達はこれは神の声に違いないと思ったそうだ。

無事地球に戻った乗組員からその事を聞いたアメリカ政府は、全米から超能力者と称する人達を集め、離れた部屋に遠方から念じたカードの中身を言い当てるテレパシー能力者を集め、次の月面探査時に地球と月面間でテレパシーの実験をしたらしい。

地球側は全米から集められた能力者だったが、月面にいるアポロ乗組員はアメリカ軍の軍人なんだけどテレパシーの交信は成功したらしく、その時に言われたのが脳の使われていない部分が使われたのではないか?という事だった。

その話を聞いた時は、地球では使われていない脳が月面で使われたと言うことは、我々人類は月から来たんじゃないか?と思った。

テレパシーという超能力は光や電波の飛ぶ速さより速いそうで、地球から火星まで光の速さで信号を送っても3分以上かかるが、テレパシーは一瞬で届くらしい。

能力者といえば、昔の職場にFさんというセッカチなオッサンがいた。

猪突猛進の韋駄天で、俺なんかは陰で「ゆりかごから墓場まで全力疾走」と言っていた。

10年以上Fさんと一緒に働いたが、Fさんが参加すれば絶対に雨にならないという強烈な「晴れ男」だった。

当時は毎年夏場になると職場の仲間達で奥多摩とかでバーベキュー大会をやっていたんだけど、Fさんがいるので毎年晴れて猛暑だった。

ある年、バーベキューの日が台風通過の日になってしまったが、予定を強行した我々は無事バーベキュー大会を楽しんだ・・・絶体絶命だったがFさんは気象庁の台風の予想進路を変えてしまった。

Fさんの神通力は本物だったのだ。